先日、長崎市の唐八景にて、「ハタ揚げ大会」が開催されました。
実家の近所なので、歩いて山まで行ってみました。
この日はハ挙げ愛好家や家族連れも合わせて、1万7千人が訪れ、
秋の空を舞うハタを楽しみました。
ハタ揚げとは、凧揚げのことで、タコのことを長崎では「旗」とよびます。
出島時代より、異国の船が多く来船していた長崎の港では、異国の国旗を凧のデザインとしてよく採用していたことから、凧上げがいつしか「旗揚げ」となったのです。
通常は5月に開催されるのですが、今年は東日本大震災を受け半年間延期し、今回の開催となりました。
長崎の旗揚げは、ただの凧揚げ大会とはちょっと違います。
通常「ハタ合戦」とよばれ、揚げ糸に糊でガラスの粉をまぶしたもの(ビードロヨマと呼んでいます)を使用し、相手の糸に絡ませて切るという、熱い戦いが繰り広げられます。
私も子供のころ、親に連れられて旗合戦に参加し、近くにいた見知らぬおじさんに一発で切られた苦い経験があります・・・。
今年は参加しなかったのですが、来年は腕を磨いて参加しようかと思います!
(記入:Y)