こんにちは
えみ@コロンビア大学大学院/臨床心理学研究者です。
前回の「社会人うつ」に続き、
今日は「大学うつ」(大学生のうつ)についてです。
大学生うつ、自体はもともとありましたし、私の運営するメンタル・ラボにも大学生の方から「うつっぽい」「(就活中)病院でうつ病と診断された、それでも就活は続けたい」「うつで研究室にほとんど行けなくなってしまった」等々多数ご相談いただいていました。
ただ、コロナ禍では「うつを誘発しやすい」要因も多い、と言えるので、今日は特にコロナ禍における「大学生うつ」について、現状の確認、原因と対策、という観点で解説していきます。
- コロナ禍における「大学生うつ」の衝撃的事実
- コロナ禍における「大学生うつ」の原因
- コロナ禍における「大学生うつ」の対策
1. コロナ禍における「大学生うつ」の衝撃的事実
こちらの記事を引用しますが、実は日本(この調査では秋田県)で行われたアンケート調査報告「全国緊急事態宣言による自粛が及ぼす大学生のこころとからだへの影響」によると、、、
コロナ感染爆発が起こった「武漢の医療従事者」と同レベルの割合で中等度のうつ症状が見られた
とのことです。武漢で正体不明のウイルスと戦い、命の危険があるかもしれない状況にいた医療従事者と同じ割合というのは衝撃的です。
2コロナ禍における「大学生うつ」の原因
コロナ禍における「大学生うつ」の原因を大きく2つに分けます。
①環境要因
人と会いにくい、外出の機会も減った、就職に対する不安。特に就職はコロナによる景気衰退で採用数も激減するなど、メンタル・ラボでも今年の就活生は特に不安、のご相談が多かったです。
そしてもう一つ、大きいのは、メディアの影響です。メディアにより、コロナの危険性やコロナで就職難等、不安を駆り立てる情報が多く報道されました。もちろん、健全な危機感をもつことは大切です。しかし、必要以上にメディアの「不安材料」ばかり見てしまうことはメンタルにとって危険な行為なのです。
実際に、中国では、コロナ禍でのソーシャルメディア等の閲覧頻度と、うつや不安の発生度合いに相関があったという研究もありました。
②身体的要因
外出が減り、学校もオンライン。もちろんオンラインでも授業はありますが、メリハリがなくなり、一日中部屋着で家にいる、起床時間や睡眠時間も普段の大学生活(大学生って飲みすぎて寝坊、とかよくありますよね・・??笑)にもまして不規則。
さらに、外出しにくいことによる運動不足。
このように身体的にも、マイナス思考になりやすかったり、うつを引き起こしやすい要因が多数あります。
3 コロナ禍における「大学生うつ」の対策
2、で挙げた原因のうち、
環境要因はコントロールできないもの、
身体的要因はコントロールできるもの、です。
コントロールできないもの、をなんとかしようとしたり、不満感を感じ続けるとこれまたメンタル不調やうつの原因になります。
つまり、自分でコントロールできる環境要因を変えるのが一番手っ取り早く、コロナ禍における「大学生うつ」を予防し、さらには「うつっぽい」程度の症状ならば改善に導くことも可能です。
具体的には
・起きる時間、寝る時間を一定にする
・外に出て散歩をする
・太陽の光をしっかり浴びる
このようなことです。非常に簡単に思えますが、一度リズムを崩すと自分で立て直すのはとても難しいのですよね。。
ちなみに、メンタル・ラボでは生活改善サポートも行っているので、生活リズムを整えてうつを予防、改善したい!という方はぜひご相談ください
ということで、今日は簡単に、
コロナ禍における「大学生うつ」について、現状の確認、原因と対策を解説しました。
心理的な側面に焦点を当てた解説もまた書いていきます!
ぜひ解説も楽しみにしていてください
- なんかうつっぽい?
- よく眠れない
- 疲れがとれない
- ずっと仕事のことが頭から離れず疲れる
- 将来が不安しかない
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代表: 清水絵美/東大薬学/コロンビア大学大学院臨床心理学/脳研究家
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