昨日のブログの続きです。



いよいよ抗ガン剤治療が始まりました。




初回はどんな副作用が起こるか分からない

ということで、

2泊3日の入院で行われるのですが、


特に副作用もアレルギー反応もなく

すんなり退院。




退院の翌日から仕事をし、

ちょっとダルさと胃の痛みがある程度で、

「こんなに楽でいいのかなぁ」という中で、

1週間後に定期診察日を迎えたのですが、、




先生にいきなり「 申し訳ないんですが、

今から入院してもらいます」

と言われびっくり!




血小板が下がり過ぎていて、

かなり危険な状態とのこと。


後から聞いたところによると、

血小板がほぼゼロだったそうです。



血小板がゼロということは、

軽くぶつけただけでも内出血が止まらず

死んでしまうレベルです。




仕事もしていたのによく無事だったと

驚かれました。




本人は至って元気なのですが、

ちょっとぶつけただけで命取りになる

そうで、


入院の準備に帰ることも許されず、

即病棟へ連行されました。




そして病室から出ることも許されず、

一時はどうなることかと思いましたが、


ただただ安静にするだけで、

4日目にあっさり退院できました。




しかし、仕事復帰から2日後、

会社に半ば押し切られる形で、

休職することになりました。




「こういうことは2度とありませんから」

と言い切れなかった自分。


全体のことを考えたら致し方のないこと

ですが、

たかが抗ガン剤を1回投与しただけで

仕事ができなくなるのが、不戦敗のようで

悔しく、


後にも先にもこの時だけでしたが、

あまりの悔しさに涙が出てしましました。




治療に関することも調べ始めたら

おどろおどろしいことばかりを

目にするので、


不安要素は入れないようにしようと

調べるのをやめたし、


どうせ通る道なら楽しく通りたいので

ひたすら脳内変換してきて、

今まで笑いにまみれて楽しくやって

きましたが、


さすがに笑ってばかりもいられません

でした^^;




抗ガン剤は3週間毎に6回投与する

のですが、

2回目からは腫瘍内科で行なわれました。




私の場合は2種類の抗がん剤と生理食塩水

など、5種類を2時間以上かけて投与する

のですが、


リクライニングチェアーに座り、

投与中はTVを見たり音楽を聴いたり

軽食もOKという快適な環境で、

毎回あっという間でした。




そして、4回目の投与を終えたところで、

嬉しいお知らせが2つありました。




1つ目はガンの増殖を示す数値が下がった

こと。

初診の時はものすごく高かったらしいの

ですが、5%になっていたそうです。




2つ目は同時再建ができるとのこと。

手術が1回で済むし、乳房の摘出と同時に

エキスパンダーを入れるので、

ほぼ元通りの体になっているのです。




その時はあまりの嬉しさに小躍りしながら

帰りましたが、


翌週、治療をやり直すことになるのです。





.:*::*:.  今日も素晴らしい1日を  .:*::*:.