昨日のブログの続きです。




検査の結果、ひとまずの転移はなしで、

ステージⅡでしたが、


2㎝の腫瘍が2つあったのと、

乳房内の皮下組織にもガン細胞が

浸潤してきていたため、最善の方法は全摘。




ただし、これも再建を考えなかった

場合の話で、再建するとなると

一筋縄ではいかないらしく、

3つの方法を提案されました。




① 全摘手術 → 病状が落ち着いてから再建

    (リスク : 病状次第では再建できない場合

     がある)



② 半年間の抗ガン剤治療 → 部分切除

 (リスク:一番少なく、全摘しなくて済む

      可能性   があるが、副作用があるため

      投与中は仕事ができない)



③ 最新の抗ガン剤の投与

 (リスク:手術の必要がなくガンを根絶

      できる可能性が高いし、治験対象のため

      高額な治療費がタダの上に、日当が

      貰える。

      本来は再発後の治療のみに適用できる薬

      なので、生検の結果がステージⅢ以上で

      ないと使えない)




そして、治療の説明の中で、


治療開始から5年間はホルモン剤を

投与するため、


子供が作れない上に、場合によっては

そのまま閉経するらしいと言われました。




方法として先に卵巣を摘出して温存しておく

方法もあるそうですが、 

私の場合はリスクが高いので

おすすめしないとのことでした。




この時点で、私の人生における

出産というは絶たれましたが、


私は元々男らしい性格で、子宮さえ残って

くれれば女性らしさは残るので、

まぁいいかなと思いました(笑)




しかし、こんなことになるなら早く結婚して

子供を産んでおけばよかったなと。


結婚も出産も無理してまでとは

思っていましたが、できないと断言されると

少なからず後悔が残りますね^^;




そして治療方法ですが、

この③の治療薬が全くの新薬だったら

やめようと思いましたが、


通常の治療で使われれいるもので、

本来であれば術後に使用するものを

術前に使用した場合どうなるかという治験

だったので、③の治療法を選択しました。




そして行われたのが、

”ガン細胞オーディション”  です(笑)




まずは院内で、私の細胞が基準に

適しているかの検査が行われ、

ステージⅢ以上で合格なのですが、


結果、見事に治験対象に

なりうる細胞の悪さでした(笑)




そして次に京都の期間で調べてもらい、

合格して初めて治験対象決定と

なるのですが、

見事に合格!(笑) 治療が決定しました。




これが人生初のオーディションでしたが、

どうせなら違うオーディションを

受けたかったです(笑)




治験対象に決まったら、A・B・Cの3種類の

抗ガン剤の中からランダムに割り当てられ、

約半年間通院しながら投与を行ないます。




Cだと抗ガン剤の副作用もなく、

仕事もできるとのことですが、


A・Bの場合はいづれも副作用があるので、

仕事は休んだ方がよいとのこと。

そして髪が抜けるとのこと。




しかし、人生で一度スキンヘッドに

してみたかったので、

これは願ってもないチャンス!(笑)


ただ、仕事を休みたくなかったので、

Cがいいなと思っていたのですが、

見事にCの抗ガン剤に決まりました。




さらに私の場合はホルモン剤も効く

タイプで、

最高の組み合わせで治療ができる

とのことで、


本人よりも、主治医の先生の方が

終始ハイテンションでした(笑)




そして治療方法が決定し、治療が始まり

ました。





.:*::*:.  今日も素晴らしい1日を  .:*::*:.