【慈悲喜捨】他者に与える存在になれば運は自ずと好転する

今回は、仏教用語で言うところの「慈・悲・喜・捨」の四無量心についてお話させて頂きます。

 

これは与えることの大切さを説くわけですが、難しく考えることはありません。他者に対して「ある言葉」を発するだけで運は好転していきます。

 

 

 

人間関係は「合わせ鏡」だとよく言われます。良くも悪くも相手はあなた自分を映し出す存在であるという意味です。もしもあなたが、良好な関係を周囲と築けており、幸運の中にいるなら素晴らしいこと。きっとあなたの考えや振る舞いに「慈しみ」が備わっているのでしょう。しかし、そうでない場合は、慈悲心をもって人と付き合うことを意識してみてください。

 

この「慈しみ」は、社会で一般的に知られている「愛」とは異なります。無条件のやさしさであり、そこに裏の思惑はありません。愛と憎しみという相反する二面性はなく、慈しみは常に一定です。分け隔てなく慈しみの気持ちを持つよう心がけるということは、仏性の特長のひとつです。その根底には、全ての生命に優劣はなく等しいという「平等」の考えがあります。

 

この慈悲心を大切にすると、さまざまな人間関係や運気が好転していきます。自分が相手に与えずに、一方的に相手に何かを求めてばかりだと、やがて関係性は崩れてしまいます。しかし、慈悲心を育むと他者とのトラブルが目に見えて減り、あなたに幸運のきっかけが与えられるでしょう。

 

仏教においては「慈・悲・喜・捨(四無量心)」という教えがあります。「慈」とは慈しみの心です。生きるものに安楽・喜びを与える気持ちのことを指します。安楽を与えるので、「与楽(よらく)」とも言われることがあります。また、「悲」とは哀れみの心です。生きるものの苦しみを除く、憐れみの心をもつ気持ちです。苦しみを抜くので、「抜苦(ばっく)」とも言われることがあります。

 

そして、「喜」は他者のことを喜ぶ気持ちです。他人の安楽を嫉妬せずに喜ぶ、喜びの心をもつ気持ちです。そして「捨」は偏ったこころがなく中庸(ちゅうよう)な気持ちです。

他人に対して愛や憎しみを偏らせずにもたず平等に接する気持ちと言えます。

 

これらを心の中に据えておけば、きっとあなた自身が幸せになれるはずです。心の中で「ある言葉」をつぶやくだけで大丈夫です。それは……(続き↓)

 

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