【自分軸の重要性】他者の言葉だけでは幸せになれない

今回は アドバイザーから頂くお話や警告などについてお話させて頂きます。どんな人であれ完璧な存在はありません。仮にそれが占い師のように先を見通せる存在だとしても。


 

私たちは自分を通して物事を判断します。たとえば、人の噂などがまさにそうです。ある人にとっては優しいとされる人も、またある人にとっては厳しい人だと評されることもあります。これはその人の価値観による判断であり、実際はそのどちらも正しくて両方を内包するとも言えるのです。このように、人は自分に都合よく世の中を見ています。

 

占いをするにあたって、このことは心に留め置かなければなりません。ある占い師によると「あなたの未来は明るい」と言われ、またある占い師によると「あなたの未来は暗い」と言われた時、あなたはどうするでしょう。ポジティブな人なら前者を信じ、ネガティブな人なら後者を信じるのではないでしょうか。しかし実際は、その両方であることも少なくありません。

 

自分が絶対に正しいと思っていること、思いたいことは物事の一部分で、実は見えていないことの方が多いのです。もしかすると占い師には、それが見えていたのかもしれません。しかしどこを強調したのか、どう伝えたのかで結果の受け止め方は大きく変わってきます。

 

占い師の言うことを、自分の人生を豊かにするための指針とするのは素晴らしいことですが、それを絶対に正しいと信じるのは危険なことです。どんなにわかったつもりでも、わかっていないことのほうが多いということを、あらかじめ知っておきましょう。たとえ占いであっても、表面的な言葉だけを見聞きして決めつけてはいけません。

 

それを理解していれば、占いの結果にもさまざまな「行間」や「含み」を持たせたうえで受け止められるでしょう。そういったしなやかな向き合い方が、真に正しい道へとあなたを導いてくれるはずです。

 

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