【顔は人生の履歴書】年齢を重ねたら自分の「人相」に責任を持つ

 

今回は観相学の中でも「人相」についてお話させて頂きます。

お顔はその容姿の美しさに関わらず、その方の人生観や生きざまが刻まれています。

素敵なお顔の方は、それだけで魅力的なものですよね。

 



 

人は年を重ねると、顔にその人の生きざまが刻み込まれていきます。そのため「顔は人生の履歴書」と言われるのです。その人がどのような生活を送り、何を考えて日々を生きてきたのかは顔の表情筋や骨格、肌の状態に現れてきます。中でも偽ることができないのは「目」です。「目は心の窓」と言われるようにその人の善性が宿ります。だから濁った目や澄んだ目など、目に関する表現は特に多いのかもしれません。また、やましい考えを持っている人などは、目を見れば一発でわかります。

 

どうして顔をみるとその人のことが分かるのかというと、それは「人相学」によるものです。占いには相術の枠組みの中に「観相学」というものがあります。この観相学は、手相や人相、骨相に加え、所作や話し方、クセや匂いなど、その人を形成するすべての外貌的要素からその相手を判断する占術です。その中でも最もわかりやすいもののひとつとして「人相学」があります。

 

人相学は紀元前2500年代の黄帝の時代にさかのぼるほど古く、その人の性質を知る手がかりとしてさまざまな英知が残されています。生年月日や血液型、出生地といった情報が不要で、ただ顔を見さえすれば相手のことがわかるという簡便さと奥深さが魅力の学問です。

 

人相は、顔が整っているかそうでないかは関係なく、あくまで「形」として相手を知る手がかりの集積です。しかし人相学を知らなくても、何となく相手から感じる情報はありますよね。それは食生活や運動習慣、お酒やたばこなどの嗜好品のたしなみ、自信の有無やものの考え方といった、その人を構成する生活のすべてにより顔がつくられていくためです。これは容易に変えることも隠すこともできません。印象として一方的に相手が感じるものです。

 

だからこそ、年を重ねる(=習慣が積み重なる)ことで、自分の顔(=人相)に責任を持つ必要があるのです。ぜひ「善い顔」でありたいものですね。

 

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