結果をミスリードしたら何度でも咀嚼し直す

 

 

占いの結果は、受け止め方によっては間違った解釈をしてしまうことも少なくありません。もちろんこれは、占い師の伝える技術にもかかってくるところですが、受け手であるあなたの捉え方でも変わってきます。その結果、ミスリードをしてしまったとき、一体どうすればいいのでしょうか。

答えは、何度でも咀嚼し直すことが大切です。何か間違った解釈をしているのではないかと感じたら、それを再思考する勇気を持つのです。そして「こうありたい」という自分像や目的に向かって、何度も反芻(はんすう)しながら自分を成長させていきましょう。占いはあなたの人生だけでなく、人格を向上させることが最終目標なので、ミスリードしていたとしても何度でも修正していくことを忘れてはいけません。

占いの結果は一義的なものではありません。結果を見る目をどこに置くかによったり、自分の成長度合いによって、感じる内容の重みも変わってくる多義的なものです。ある日突然、「あのときの占いの意味はこういうことだったのか……!」と悟ったりすることも少なくありません。

 

占いはどうしても「当たった」・「当たらなかった」という二元論で語られることが多いのですが、その鑑定のさなかに結論が出るものではないことの方が多いかもしれません。そう考えるとミスリードをしたとしても、振り返ることで主体的に意味を付加することができることも少なくありません。

 

大切なのは、占いを自分の成長のための材料として「活用しよう」という気概をもって受け止めるということなのです。