1015日早朝。今日は昨日孤児院で子供たちに幸せの願いを込めてもらったブレスレットを、アンコールワットで浄化する日です。孤児院の中からオーラの共鳴力が高いため選ばれた女の子(巫女)に民族衣装を着てもらい、パワーストーンに祈りを捧げて頂きます。

 




 

そもそもアンコールワットが何故世界的なパワースポットなのかというと、もともと王族が神を自分に降臨させる場所として使われてきたという経緯があるからなのです。ここは、幾多の時の権力者が自分と神を同格化するために用いられてきました。

 


 

また、ヒンドゥー教のヴィシュヌ神を祀る寺院でもあり、濠は大洋を、回廊はヒマラヤ山脈を表し、中央にひときわ高くそびえる堂塔は、神々が住むといわれるインド神話の霊峰メール山をイメージして造られた、まさに地上の楽園なのです。

 




 

そんなアンコールワットのエネルギーが最も高まるのは、早朝6時。私たちは、巫女の女の子と一緒に寺院に足を運びました。まずは、入口を抜けて、寺院内部の庭園に。ここは聖なる池と菩提樹があります。ここでは菩提樹の大地のエネルギーを巫女の祈りでパワーストーンに込めてもらいます。菩提樹の木陰の中に立ち、聖池に向かってお辞儀を。水と大地のエネルギーをパワーストーンに流し込みます。一度目の浄化が完了です。

 






 

次に、左右対称の寺院の門をくぐると右側にヴィシュヌ神の像が。そこでお香を炊いて二度目の浄化を致します。巫女の表情も恭しく、神に子供たちの祈りを届けているかのような面持ちでした。パワーストーンもお香でしっかり浄化されています。

 






 

さらに、庭園を抜けて寺院の中心部に向かっていくと、かつて神を降ろしたであろう祈りの間があります。ここで三度目の浄化を行います。巫女が地面に膝をつき神に祈りを捧げます。あたかもかつて王族が自分に神を降ろした時の如く…。

 




 

最後に、アンコールワット寺院の最奥部に進み、最もエネルギーに満ちた朝の太陽の光をパワーストーンに降り注がせます。これで、子供たちの願いに加え、お香と大地と神と太陽のエネルギーが凝縮されたパワーストーンの完成です。

 


 

そうして私たちラ・ファエラは、地元でも高名なシャーマンを尋ねるために、カンボジア奥地に移動しました。…車で移動すること1時間。水田と道路以外何もない荒野の中に家が一軒建っていました。まるで昔の高床式倉庫のようなその家の中に、彼はいました。あまり人と関わることを良しとしないシャーマンですが、ラ・ファエラの「日本とアジアに幸せの輪を繋ぐ」活動の意図を汲み取ってくれ、協力して下さいました。私もカンボジアの正装でお招きに上がります。

 




 

ここでは最終浄化としてシャーマンにパワーを込めてもらいます。本当は私自身で行いたいのですが、私にはオーラや霊感がないため、その道のプロにお願いしたかったのです。

 


 

その前に、私はシャーマンから様々なお話を伺いました。カンボジアの精霊やアニミズム信仰のこと、ヒンドゥー教三大神のお話などなどです。カンボジアの精霊はネァク・ターと言って、元は将軍であったものがカンボジアの民を守るために人知を超えた存在になったとのことです。ネァク・ターは雨を降らせたり、作物を豊かにしたり、病気の祈願により治癒をしてくれるそうです。

 


 

また、ヒンドゥー三大神は、破壊の神・シヴァ、維持の神・ヴィシュヌ、創造の神・ブラフマーから成るとのことでした。私は精霊信仰にはとても興味があったたため、話を聞くことができ光栄でした。LINE占いやアプリでリリースしているものもアニミズム占星術ですしね!

 




 

そして、私の内奥に眠る神(潜在能力)を呼び覚ましてやろう、と15分もの呪文を唱えたあとに力を注入して下さいました。その後、先ほどのパワーストーンに込められた祈りと願い、エネルギーを何倍にも増幅してくれるべくパワーを引き出してくれました。

 




 

これで、完成です。

 


 

カンボジアで産出されたストーンを子供たちが紡ぎ、願いと祈りが込められたブレスレットとなり、神と大地と太陽のエネルギーが凝縮されたパワーストーンをシャーマンが増幅。

 


 

20本のパワーストーン・ブレスレットを明日、日本に持ち帰ります。

 


 

日本とカンボジアの子供たちの幸せの橋渡しのために、私たちラ・ファエラが活動していける日を楽しみにしつつ…。