こんにちは。松下です。

ハイキングや山へ行くときに、予想しないアクシデントがあった際に、登山者の現在地の把握、捜索などがしやすいように、登山計画書を登山する県の警察に送付していきます。

事前準備で、ルート、天気など諸事項を確認すれば、未然に事故を防ぐことはできますが、思わぬアクシデントや道迷いから、下山の時間に間に合わなくなることもなきにしもあらずです。

その際に、帰りをまつ家族や広範囲の山を捜索しなくてはならない警察やレスキュー、山小屋の方々のために、登山計画書を提出することは「マナー」ともいえるでしょう。

登山計画書は、おもに、登山する地域の県警に前もって送る(郵便に2、3日かかるので、2日前には出しておいたほうがよいでしょう)
もしくは、山麓の山小屋や登山口に、登山計画書を提出するポストがある場所もあるので、間にあわなかった場合などは、山麓にかならず提出していきましょう。

登山計画書は、山の高原地図やフォーマットがあらかじめ用意されているものも多いので、そちらを使用したり、下記、必要事項を記載して、グループなどで作成して提出しましょう。

登山計画書の主な内容

①山域を調べ、その地域の警察署(県警)宛とする。(他県にまたがる場合は各県宛に作成し、送る)

②提出日の記入

③団体名もしくは代表者氏名、住所、連絡先、緊急連絡先を記入

④山域と山の名前を記入

⑤メンバー全員の情報を記入(氏名、住所、連絡先、緊急連絡先:家族の氏名)

⑥登山の期間を記入

⑦日程とルート内容を細かく記載(登山口出発時間、下山時間、山小屋到着予定時間など)

⑧装備(基本装備から共同装備など、非常時に対応できる装備があるかも記入)

⑨食料(昼食や行動食、非常食など何日分用意しているかなど)

⑩非常時の対策(エスケープルート、途中下山する場合のルートを記入)

日本山岳協会 登山計画書フォーマット

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