どれだけ「本当の自分」と繋がらずに、エゴからのルールに従って生きてきたかを理解してきたNさん。無意識に使う言葉に私は気づきました。
何かネガティブに感じることが起きた時、速攻で“It's okay. It's okay.” というのです。例えば、Nさんの子供のころに遡ると、例えば、一緒に遊んでくれるはずの兄弟がNさんを置いて出かけてしまった時なども、「気にしない、気にしない、大したことない、大丈夫、大丈夫」と自分が傷つかないようにしていたのです。
嫌なことが起きてもいつも“自分はそんなこと気になってないよ”という具合です。
抑圧された感情により、ハートの動きが感じ取られていませんでした
条件反射のように、Nさんの自我が「気にしない、大したことない」といい聞かせる習慣を変えて、「本当の自分」が“It's okay.”と感じるように自身を変えることができます
また、学校を作ったり、野菜を育てたり、コミュニティを作って人助けがしたいけど、“お金がないから出来ない”と思っているのはNさんのエゴからの思考です。
すべてと繋がっている意識の場で“高次の意識、内なる意識、ハイヤーセルフ、愛の意識”になって創造し、そこからアイディアやインスピレーションなどの情報を受け取り、今できることをするという選択肢があることを伝えた翌日の話です。
実はNさん、我が家に来てから、毎日夜9時に寝ようとがんばっていたのですが、時々10時くらいになっていました。夫と私は12時前後に就寝。(ルーティーンで安心するNさん)
Nさんがカナダに帰る前々日は、「タイの江原さん」が霊現象に立ち向かうという超面白い番組を見ていました。超残念なことに、英語訳も日本語訳もないYOUTUBE動画の番組なので、Nさんに訳してもらいながら見ていました。するとNさんも就寝時間がはじめて夜中になり、いつも5時に起きていたNさんも翌朝は起きてきません。
私は8時前に起きて、1階のテレビでYOUTUBE動画をつけながらメールなどをチェックしたり、キッチンに行き朝食の用意などをしていました。
Nさんはテレビの前のソファに座り、AIが選んだ(私の過去の視聴に従って)ものが自動的に再生されたものを見ていました。たまたまDr.ジョーディスペンザがインタビューされている動画です。
Nさんは、昨日のYOKOに言われたことの復習になるね、この人の話と、そのタイミングで現れた動画に感心しています
私；「夫から聞いているでしょう？私はトロントでDr.ジョーのアドバンストリトリートに参加して、夫はバンクーバーで参加したことを」
Nさん；「あー、この人だったのか、、、」
私；「そういえば、私【OneMindHealing】で誘導瞑想upしているから、登録してくれない？Nさん日本語わからないから役に立たないかもしれないけど」
Nさん；「もちろん。今すぐするよ」と早速登録してくれるNさん。
私；「私の瞑想の中にもあるんだけどね、エゴ(自我)の考えやアイディアとハイヤーセルフのアイディアって違うことを確認できる誘導瞑想があるの。
私は身をもって経験しているから、Nさんにもトライして欲しいなぁ。」
この時、ふとNさんに私が受け取ったハイヤーセルフの声と自我の声がいかに違ったかを話そうと思い、説明したのです。
ハイヤーセルフに「私のいいところを教えてください」という個所があるんだけど、自我は“優しい”とかがふと思いつくんだけど、ハイヤーセルフの答えはそういうことじゃないの。
“自分を愛している” だったの。
それとか、「今まであなたがやってきたことで、いいことは何ですか？」という質問に対して、私の自我は“セッションなどを通してたくさんの人をサポートしてきた”とかが普通に思いつくんだけど、ハイヤーセルフの答えは “本当の自分を知るためのことをしてきた” だったりするの」
Nさん；「なるほど！だから僕のエゴは、自分を犠牲にしてでも人の役に立つことがいいと押しつけてくるけど、昨日のセッションで僕のハイヤーセルフの声は “本当の自分でいることに満足すること” だったんだねー」
私；「だから、普段からエゴに繋がる、過去に意識を合わせているのをやめて、“今この瞬間”で体感や内側の感覚も含めて感じながら生きていると、毎回瞑想してハイヤーセルフに聞かなくでも、自分の意識はハイヤーセルフに波長があっているから、高い視点で物事を理解したり、広い視野からみた見解を感じ取れるようになるの」
Nさん；「なんか難しいけど、だからどうればいいんだっけ？笑」
私；「Nさんの抑圧された感情はすぐに動かなかったにしても、今ハートで何を感じているかに意識を向けることも大事かな。
思考に頼って、無意識にルールに従わないで、今この瞬間に感じ取ったことを表現したり、リラックスしている状態で心に浮かんでくる情報を表現の中に取り入れたり」
Nさん；「ウ～～ん、、、」
私；「昨日セッションの最後にオラクルカード引いたじゃない？
NさんYOKOが言っていたことがそのまま書かれているって驚いてたけど、今、自分で“今日のメッセージをください”って引いてみる？」とオラクルカードをNさんに渡す私。
昨日のブログの補足； セッションの最後にNさんのためのオラクルカードを引くと、“ハートの声を聞くこと”という内容と、“未知の未来を(恐れずに)受け入れる”という内容のものでした。
Nさん曰く、今まで、失敗しないように、リスクを避け、すべて未来は過去からのデータをもとに“既知”の未来の方がいいんだと信じて生きてきたのです。
“既知”より“未知”の未来に可能性があることをNさんが知ったのは、前日のセッションでのことでした。
ゆっくりと時間をかけてオラクルカードをシャッフルしているNさん。
1枚引き、私に渡します。
ピースキーパーというカードで「正しくなければならないという思い込みを手放しましょう」のカードを引き、私に渡します。
私が読み上げていると、「えぇぇぇ」と驚くNさん。使用したオラクルカード『Angels and Ancestors Oracle Cards by Kyle Gray』
Nさん；「正しくなければならないを手放せ (let go of the need to be right) ってまさに僕の思い込みの一つだ！」
私；「(カードの要約) 正しくなければならない代わりに、平和と幸せを選びましょう。
自分が正しいことを証明することに無駄なエネルギーを使うことを止め、もっと大事なことにエネルギーを使いましょう、、、、、、、、
戦わなければならないという思いを手放し、調和を選びましょう。、、、、、、、
プレッシャーを感じる状況で素早く判断しなくてはいけない時でも高い意識(愛の意識、ハイヤーセルフ)からの決断をしましょう。
かかわるすべての人にとって最善な選択をしましょう、、、、
あなたの内側に“戦士”の自分がいます。
立ち上がり、自分が“正しい真実だと”信じていることをすべての人に証明したい自分がいます。
しかし、何が正しくて、“真実”だったのかは、最後に明らかになるのです。
口論などを含む戦うことを止め、高い意識に波長を合わせるのです。その状況に癒しが起きるように内側と繋がり、直感や内側からのガイダンスを受け取るのです。(戦いではなく)平和を選択しましょう」
Nさん；「カードを引き前に話していたことと、昨日のセッションでいわれたことがそのまま入っているね！どうしてこういうことが起きるんだろう、、、」
私；「未知を恐れずにハートに従って行動し、表現していると、こういうシンクロやミラクルは当たり前になって、それが今度は普通になるの。
昨日も出てきたけど、前世も、現世も、今までのところ、Nさんは、ボスに忠誠心を持って、信じ切って全力で自己を犠牲にしてまで働いてきたのね。
カードにも書いてあったけど、そのNさんが忠誠を誓っている人が間違っていて、真実だと思っていたことが、後になって真実ではなかったと思う経験を前世からNさんはしてきたと思ってみて。
もういい加減、“本当の自分”に頼る時でしょう
例えば、ヒトラーがNさんのボスで、ヒトラーを信じ切って彼に尽くして、Nさんが死んでしまって、死んだ後で、ヒトラーの言っていることは“真実”ではなかったんだ、みたいな 笑
だから、今、働いている会社で忠誠を尽くして働いているかもしれないけど、それがNさんの “自分が正しいことを証明” したかったりなどの恐れ、エゴの動機のものであれば、Nさんの魂、ハイヤーセルフは、例えばリストラされることを望むかもしれない。
だから、動機ややり方、考え方や意識の向け方を今変えた方がいいかもね。愛の意識の本当の自分が調和を取りながら働いたら、結果、ずっと働けたりね。
ただただ、無意識の思い込みと共に、今の会社に１００％以上の力を注ぐだけじゃなくて、自分のハートが喜ぶことも今から少しずつでも始めていれば、想定外のことが起きても他の道があるから大丈夫ってなるだろうし。
自己を犠牲にして、誰かのためだけに自分を捧げるパターンは今世は手放していいんじゃない？」
Nさん；「僕はどこかで、10年間家族を捨て、奉仕した(天国にいる)僧侶に出てきて欲しかったんだ。でも出てこられなかったのは、僧侶が僕を褒めて、僕に感謝したら、僕のエゴがまた勘違いするからだったのかもしれないね、、、」
私；「そーそーそ、そういうこと！大きな視点で見た時、調和のとれたやり方じゃない方法で人に尽くしたことが、人間の視点じゃなくて、魂の視点からすると、“また同じやり方を繰り返すパターン”でしかなくて、褒められることじゃないっていうことだよね。」
Nさん；「ゴルフの旅が、僕の変容のための旅になるなんて、僕は想像していなかったよ 笑」
私；「ねっ、“既知”より“未知”の方が、断然面白いでしょう？」
(長くなったので)続く、、、
