夫婦で漢方薬生活
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寒い時期にはゆず茶!
ゆずにはダイエット効果も期待できる!
柑橘系のさわやかな香りと、ほのかな苦味が特徴のゆず
寒い季節になるとゆず茶の出番になります
ゆず茶を飲むとほっこり、リラックスできるので、毎年寒い時期の定番のお茶です
韓国の伝統的なお茶であるゆず茶は、日本でも馴染み深くたくさんの人に飲まれています
韓国でゆず茶は『ユジャチャ』と呼ばれ、ゆず茶を飲みながらゆずのお風呂に入るという習慣があります。
日本では、冬至の日になると、ゆず風呂に入る風習があり、一年中風邪が引かないと言われています。
ゆずは香りがよいのが特徴ですよね
リモネンという香り成分は、大脳に直接働きかかけて、気持ちをすっきりさせる、ストレスを和らげるなどのリラックス効果があります。
そのため、ゆずから抽出されるアロマオイルは、病院や介護施設でのアロマセラピーに利用されているようです。
ゆずの成分を余すことなくまるごと食べたいなら、ゆず茶がおススメです
ゆず茶は、ゆずを砂糖漬けにしたペースト状のものをお湯や冷たい水で割って飲むのが一般的です。
ゆず茶はスーパーなどでも一年中手に入れることができます
柚子茶には体によいとされる効能が意外に多いです、美味しい上に健康にも良いというので、一石二鳥です
ゆずの効果をみてみると・・・・・。
♦ダイエット効果がある
リモネンは、代謝を上げる作用と、コレステロールを下げる作用があります。
ぽかぽかしてくるように感じるのは、リモネンにより代謝が上がるためです。
代謝が上がることでダイエットしやすい身体へと導いてくれます。
代謝がよくなることで、冷え性の症状も緩和してくれます。
また柚子茶に含まれているビタミンCは体内の活性酸素を取り除く働きがあります。
活性酸素を抑えることで、老人性白内障を予防することも分かっています。
さらに、食事中などに飲むことで体内のコレステロール値を下げてくれるのでおすすめです。
柚子茶には砂糖がたっぷりと入っていますので、飲みすぎてしまうと糖類を過剰摂取してしまうため、飲みすぎないために注意が必要です。
♦貧血の予防になる
思春期以降の女性は貧血の人が多く5人に1人は貧血といわれています。
貧血を治すためには鉄分が必要ですが、鉄分は身体に吸収されにくく、貧血を改善するのには年単位かかります。
柚子に含まれるビタミンCが加わると、鉄分が身体に吸収されやすい形になります。
鉄と一緒にビタミンCをとることで、鉄の吸収率が約4倍になることがわかっています。
そのため、貧血気味の人は、鉄分だけでなくビタミンCも一緒に摂取してみるといいです。
柚子茶にもビタミンCが多く含まれているので、普段の食事と一緒に飲むとより効果的です。
♦更年期の症状を緩和する
更年期は閉経によりホルモンのバランスが崩れてしまうことがあり、イライラしたり頭痛やめまいがしたり、
疲れやすいなど様々な症状が起こってしまいます。
閉経時には副腎皮質から女性ホルモンの代わりになるホルモンが分泌され始めます。
この副腎皮質ホルモンがしっかりと働くためにはビタミンCが必要です。
ビタミンCが足りていないと、更年期症状が辛くなってしまう場合もあるので、
柚子茶などビタミンCが豊富なものを摂り入れるようにしてみてください。
♦リラックス効果がある
リモネンには、リラックス効果もあります。
柚子の皮にはシトラールという香り成分も含まれており、ストレスを軽減する働きがあります。
リモネンは、神経を正常に働かせる細胞を活性化する働きがあるので、
不安やストレスなどを感じたときに、香りを感じるだけでも効果を発揮します。
さらに、神経を落ち着かせてくれるので安眠効果もあるのです。