夫婦で漢方薬生活
よければ漢方妻と漢方夫の漢方記事を読んでくださると嬉しいです
漢方煎薬
《初めての煎じ薬を体験してきました》
先日、漢方夫と漢方カフェ、Kampo煎専堂を訪れ、漢方煎薬を体験してきました
大阪のスカイオにある漢方カフェ
↑こちらの漢方カフェでカウンセリングを受けて・・・・
私の今の状態に合う漢方薬は・・・・、
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)か
十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)のどちらかを勧められました!
どちらも、女性向けの漢方薬で、特に十全大補湯はこちらのカフェでは人気NO1です
私の性格上(1位のものには興味がなく、万人受けするものを選びたくないという心理が働く)、補中益気湯を選びました
まずは人気の十全大補湯は気と血を補ってくれます
十全大補湯は四物湯がベースになっていてます。
四物湯である、当帰、芍薬、地黄、川芎に他の生薬である人参、黄耆、白朮、 茯苓、桂枝、甘草が十全大補湯に配合されています
十全大補湯の十全は10の生薬のことで、大補とは大いに気を補うという意味です。
疲労倦怠感、疲れやすい、食欲不振、手足の冷え、寒がり、病後などの回復に効果があります。
気合だけではどうにもならないほど、体力がなくなってしまった時、なんとなく一日中、だるい症状が続くようであれば、
それは、慢性的な疲労でで肉体的にも精神的にもだるいと感じます、
だるさは気に加えて血が不足するこでもおこるので、
気と血を補い、滋養強壮としての働きをもって十全大補湯がだるさをスッキリと取ってくれます。
そして、私が選んだ補中益気湯は十全大補湯に負けず劣らずの優れた漢方薬です
補中益気湯には、人参、黄耆、当帰、蒼朮、柴胡、大棗、陳皮、甘草、生姜、升麻(しょうま)が配合されています。
十全大補湯も補中益気湯も黄耆、人参という生薬が配合されていてます、これらの生薬は気力や体力を回復させます
疲れている人に、体力、気力をつけて、体の働きを回復させる生薬を補剤(参耆剤)といいます。
この補剤は免疫の効果や、アンチエイジングに効果があるようです
この補剤の3トップが補中益気湯、十全大補湯、人参養栄湯です。
その他にも半夏白朮天麻湯など数種類があります。
補中益気湯の補中はお腹の調子をよくしてくれます。 益気は気を増すという意味で、気を増やしてくれます。
体と心が疲れた時に、補中益気湯を使えば、元気が増して、胃腸の不調も治してくれます。
煎じ薬をいただきました
煎じ薬ははじめてトライしました
エキス製剤しか飲んだことがなかったのですが、
煎じ薬は作るのが非常に時間と手間がかかってしまいます
煎じ薬は一日分の漢方薬と水600mlを火にかけて、とろ火で30分ほど、約半量の300mlになるまで煮詰めなければなりません。
それを3回に分けて、朝昼晩と飲みます・・・
面倒くさいです毎日、続ける自信が全くないですね
一方エキス製剤はぬるま湯で溶かして飲むだけで、手間がかかりません
エキス製剤よりも煎じ薬のほうが効果が高いと一般的には言われています
こちらの漢方カフェでは手軽に煎じ薬が飲めるように作り方を工夫されていて電子レンジでチンするだけで出来上がりです
煎じ薬の作り方の手順
初めて飲んだ煎じ薬は香りと風味がとても強く感じました
電子レンジを開けた瞬間から漢方薬のいい香りがこんなにもするものかとびっくりさせられました
次回に続きます