夫婦で漢方薬生活
よければ漢方妻と漢方夫の漢方記事を読んでくださると嬉しいです
アトピー性皮膚炎に効く漢方薬!
自分の証に合うだろう漢方薬を決めてみる・・・・
私の手はアトピー性皮膚炎で皮膚が薄くなってしまい、赤くなっています。
水仕事はすべて手袋をしないと、洗剤に負けてしまい、皮膚がただれてしまいます。
そうなると、かゆみが増し皮膚がボロボロになるという悪循環になります。
毎晩、寝ている間に掻きむしっていて、
朝起きて、自分の指を見ると、皮膚が掻かれて、ただれ、血が出ています。
それをみると悲しくなります
皮膚科でもらう軟膏は保湿剤とステロイド最強レベルのクロベタゾールプロピオン酸エステル軟膏に亜鉛華軟膏を半分ずつ混ぜたものです。
このお薬がないと生きていないくらいの存在です。何年もお世話になっています。
私が漢方薬に出会って約10カ月
私のアトピー性皮膚炎を漢方薬で治してみようと思い立ち上がりました
漢方専門の先生と漢方夫にも相談しながら、温清飲が私に合うだろうということで、処方してもらいました
温清飲を飲み始める前は、
温清飲以外にもアトピーに効く漢方薬(荊芥連翹湯や当帰飲子)などの選択肢も考えました。
荊芥連翹湯は〔四物湯、黄連解毒湯、柴胡、桔梗、枳実、荊芥、薄荷、白芷、防風、連翹、甘草〕
温清飲に似ていて、さらに痒みが強いのに効果があります。
甘草が含まれているため、長期間の服用はできないと思い、却下しました。
当帰飲子は〔四物湯、荊芥、防風、黄耆、何首鳥、蒺藜子、甘草〕
私のアトピー性皮膚炎の状態では、効果が薄いかもしれないということで、こちらも却下しました。
そして、
温清飲は、四物湯と黄連解毒湯を合わせたものです。
四物湯で内を温め、黄連解毒湯で外の熱を冷やす作用があります。
これらの3つの選択肢からの消去法で温清飲に決めました
アトピー性皮膚炎に効果のある漢方薬である温清飲(うんせいいん)を飲み始め3週間が経ちました
温清飲を飲みはじめて3週間の変化は
はじめの一週目は、効果も何も感じられず、そのまま温清飲を続けて飲むことにしました
その次の2週目あたりから、手の具合に少し変化がありました。
かさかさして乾燥した手が、わずかに潤っているように感じました。
しかし気になることが、
温清飲を飲みはじめる前からか、そのあたりからか頭皮が痒く、そして痒みが増してきているように思いました
私は、体の一部を掻く癖があり、最近、頭皮を掻きむしってしまい、ただれて血がでてしまったのです。
頭皮なので洗髪するときもシャンプーの泡で優しく洗いケアしたのですが、さほど改善せず、私自身が気にならないように髪の毛の分け目を変え、目に触れないようにしていました。
時間とともに頭皮がかさぶたになっても、また掻きむしっていたのです
頭皮がかゆくなるなんて、今までの人生の中で初めてで、まして、髪の毛がある部分なので、人目に搔きむしった部分が目につかないものの、髪は女の命とでもいうように、かさぶたと、黄色くじゅくっとした頭皮をみると落ち込んでいました
温清飲飲んで3週目、手のアトピーは少し効果があるように感じている一方、頭皮のかゆみは消えず、湿疹も治らずにいました。
その湿疹がすこしずつ広がっているようでした。
手の湿疹には効果があったのに、頭皮が痒み、ただれている箇所が3,4ある状態
なぜだ
漢方薬歴8年の漢方夫にそのことを相談すると、
温清飲が私に合ってないかもしれないということで、いったん温清飲をのむのをストップしました
温清飲に含まれる黄連解毒湯が私には効果が強すぎたようです。
温清飲のお薬注意事項には、発疹、かゆみ等の過敏症状が現れるとお薬の中止を要すると記載されています
やはり私の頭皮の湿疹は副作用にようるものだったかもしれません
漢方薬を今まで飲んできて初めて副作用らしきものが出ました
今週末に漢方専門の先生に副作用のことを伝え、アトピー性皮膚炎に効く他の漢方薬を処方してもらう予定です
副作用がでたといえど、めげずに新たな漢方薬を飲んでみようと思います
▼過去に飲んだ漢方薬
当帰芍薬散
加味逍遙散
芍薬甘草湯
防己黄耆湯
小青竜湯
葛根湯
清肺湯
四物湯
半夏白朮天麻湯
六味丸
です。
これらは私には副作用はありませんでした。