いいことずくめの漢方薬
漢方は私たち人間の体にとっていいことずくめなことがあります
まずは、漢方は病気の捉え方を心身のバランスをみて治療するということです。
それに、副作用が全くないことはありませんが、漢方薬は西洋のお薬の副作用に比べるとと10分の1ほどです
漢方薬は自然のものでできているので体に優しいお薬だということです
そして、健康維持のためにずっと飲み続けられる漢方薬もたくさんあります。
コスト面では、漢方薬を処方してもらうほうが西洋薬より、安上がりで治療ができます
ドラッグストアなどで、漢方薬を買って飲むよりも、健康保険適応の病院で漢方薬を処方してもらう場合のほうがだんぜんに少ない額ですみます
このように漢方薬を飲むメリットのほうが大きいことがあります
西洋医学と東洋医学の違いは何か?
それは、
西洋医学は病気をみる
東洋医学は病人をみるということです。
病気をみるのと、病人をみるのとでは、確実に診断に違いがあります!
▶西洋医学は、人間の体を細胞や臓器などのパーツごとに分けて考えます。
血液検査、尿検査、画像検査などで、異常があったパーツを正常に戻す治療をします。
逆に検査で異常が見当たらない場合は、不調を感じていても、病気ではないと診断される場合が多いです。
一方で、
▶東洋医学は、体と心を一つのものとして考えます。
心身のバランスの乱れが病気を引き起こすものだと考えられています。
個人の体質や性格を見極め、本来持っている治癒力
を高めながら、心身のバランスを整え治療します。
西洋医学では見過ごされる不定愁訴やストレス、体質、精神の乱れなどにも東洋医学は対応できます。
未病といった、病気ではないものの、健康でもなく病気に向かっている状態を治療できます
▼漢方薬の効き目
漢方薬は身体に優しいお薬ですが、長期間飲まないと効果がでないものもあります。
飲み続けていると、少しずつ効き目が現れるものもあれば、すばやく効く漢方薬もあります。
すべての漢方薬がゆっくりと穏かに効くのではないのです。
▶即効性のある漢方薬は、風邪を引いたときに使われる麻黄湯、葛根湯、桂枝湯などです。
これらの漢方薬は、急性の風邪で短期間で使うお薬です。
長く使い続けると、副作用があらわれることがあります。
自身の自然治癒力を高めてく治癒を早める作用がある、優れものの漢方薬です。
他にも、花粉症のときには小青竜湯、
こむら返りには芍薬甘草湯などなどが
即効性のある漢方薬です。
▶ゆっくりと効く漢方薬は、体質改善や、慢性の病気の時に処方される補中益気湯、八味地黄丸、六君子湯などがあります。
これらの漢方薬は最低でも、2週間以上は飲む必要があります。
我が家では、即効性のある漢方薬、芍薬甘草湯はお守りとして常備しています
ほぼ私が、頭痛や生理痛の時に使っていますが
痛みを我慢できないときに、これを飲むとすぐに効いて痛みを忘れるほどになるので、ありがたい存在です
漢方薬のいいとこずくめな、メリットがたくさんあるなかで、
自分の証にあった漢方薬を飲むことが大切だと思います