《温清飲と荊芥連翹湯》
アトピー性皮膚炎を漢方薬で治したい![目](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/436.png)
温清飲(うんせいいいん)や荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)などが皮膚疾患に効果があります![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/093.png)
これらは四物湯に派生した漢方薬です。
これらの他にも当帰飲子(とうきいんし)という漢方薬があります。
この基となる四物湯(しもつとう)は、血が不足したものを補なってくれます。その基本処方が四物湯です。
血虚になっている血を補い、循環を改善だけでなく、女性ホルモンの調整作用もあります。
この四物湯はほかの生薬の組合せで皮膚疾患用に変化させる作用があります。
漢方では「四物湯を忘れると、女性疾患の治療はできない」といわれているほど、女性向けのお薬です
ホルモンバランスを整えるので、シミか消えたりと女性を美しくさせるようです
温清飲は、四物湯と黄連解毒湯を合わせたものです。
四物湯で内を温め、黄連解毒湯で外の熱を冷やす作用があります。
荊芥連翹湯は、四物湯と黄連解毒湯に荊芥、連翹、防風。薄荷、枳実、甘草、白芷、桔梗、柴胡
が配合されたものです。
温清飲に似ていて、さらに痒みが強いのに効果があります。
当帰飲子は四物湯に荊芥、防風、何首烏、黄耆、蒺藜子、甘草を加えたものです。
冷え症傾向の人の炎症の乏しい乾燥肌を潤します。
四物湯に組み合わされている黄連解毒湯(おうれんげどくとう)についてみると、
黄連解毒湯は(黄連、黄芩、黄柏、山梔子)の4種類の生薬でなります。
これらはすべて消炎・解熱作用をもち、炎症や脳の充血、興奮性の増大、および自律神経系の興奮、あるいは代謝を改善します
黄連、黄芩は炎症充血を去り、みぞおちのつかえと不安あるいは肺部の炎症を治します。
黄柏、山梔子は消炎に利尿作用があります。
黄連は心や脾胃の熱、黄芩は肺の熱、黄柏は腎・膀胱の 熱を、山梔子は全体の熱をさまし炎症をとります。
4つ全てが寒で、虚弱な冷え症タイプには適さないです。
温清飲は四物湯に黄連解毒湯という熱を取る漢方薬を加えた構成で、
四物湯で血を補い、循環し、黄連解毒湯で炎症を抑え、熱を冷まし、
皮膚疾患をよくしてくれます![グッ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/114.png)
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