加味逍遙散は産婦人科系の三大漢方薬の一つです。
更年期障害に効くという有名な漢方薬の一つですが、
更年期障害の症状以外にも様々な症状に
効果のある漢方薬です。
加味逍遙散は体の気の巡りが悪く、のぼせやストレスを感じやすくなっている状態に使います
加味逍遙散は、
寒くなったり、熱くなったりする貧血向け
のぼせる
顔が赤くほてる
イライラ怒りっぽい
めまい
耳鳴り
頭痛
無力
不眠などの症状に効果があります
加味逍遙散 (当帰、芍薬、蒼朮、茯苓、柴胡、牡丹皮、山梔子、甘草、生姜、薄荷)は10種の生薬から構成されています。
元は逍遥散という薬があります
逍遙散は、冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症、不眠症、神経症の人に用います。 逍遙散は(当帰、芍薬、蒼朮、茯苓、柴胡、甘草、生姜、薄荷)の8つの生薬から構成されています。 この逍遙散に牡丹皮と山梔子を加えたものが加味逍遙散です。別名、丹梔逍遙散ともいいます。
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加味逍遙散の逍遥とは気ままに歩き回るという意味で、症状が色々と変わることを意味し、一つの症状だけでなく、色々な症状に対して使う薬です。
まさに、さまざまな不定愁訴に効くお薬です。
精神神経系疾患
全身倦怠感、のぼせ、寒気、食欲不振、めまい、多怒、不眠など不定愁訴がみられやすく、いわゆる自律神経失調症に用いられます。
婦人科系疾患
月経不順、PMS、更年期症状など、女性ホルモンの変動に伴って現れる精神不安や苛立ちなどの精神神経症状および身体症状に広く用いられます。
消化器系疾患
過敏性腸症候群の便秘型や交互型、ストレス性などの便秘に用いられます。
お腹にガスが溜まって張っている場合やおならが出やすい場合などにも良い可能性があります。
加味逍遙散を以前飲んでいましたが、長期服用すると肝機能障害がでるおそれがあるため、
年に一度の血液検査が必要になります
私はこの煩わしいのが性に合わず、加味逍遙散を途中でやめてしまいました。
飲んでいたころは、イライラ感や冷え性が改善されていました