おはようございます。
今日の大阪は最高温度が31℃にもなるようで、一緒に暑さ対策がんばりましょう
暑さから話しがそれてしまいますが、
花粉症のお話しです
今年の花粉の時期はもう終わりましたが
来年くる春の花粉シーズンに備えて、
花粉症の人は花粉が飛ぶであろう一週間くらい前から、
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)を飲めば、花粉症の予防になるようです
本当かな??半信半疑ではありますが、
来年の花粉が飛散を始める前から、小青竜湯を飲んでみようと思います
あの鼻や目の煩わしさから逃れたいなら、
試しに小青竜湯を飲んでみてもいいかもしれません
半夏(はんげ)たんとせきを鎮める、胃の不調を改善し、吐き気や嘔吐を治す
乾姜(かんきょう)胃腸を温めて、冷えをとる。頻尿、腹痛、腰痛などに効果的
甘草(かんぞう)急ではげしい緊張やそれに伴う痛みを和らげる
桂皮(けいひ)体の冷えを取り、血の巡りをよくする
五味子(ごみし)せきや喘息を鎮める。水分代謝を正常にし、寝汗や下痢に効果的
細辛(さいしん)体を温め、冷えを解消し発汗を促す
芍薬(しゃくやく)血液の不足を補い、痛みやけいれんを和らげる
麻黄(まおう)発汗、解熱、せきを鎮める。関節の痛みを取り、利尿作用がある。頭痛、むくみ、喘息を改善する
8種類の生薬が配合されています。
これらの生薬について調べて、面白かったものがいくつかあります
乾姜はショウガの根茎の皮をむき、蒸して乾燥させたものです。
甘草は味を調える甘味料として、しょうゆ、みそ、タバコ、お菓子、飲料に使われています。
桂皮はシナモンのことでトンキンニッケイなどのクスノキ科の木が原料です。
五味子の名前の由来は、甘味、酸味、辛味、塩味、苦味の5つの味がするそうです。
飲む人によって、飲む日によって、違う味に感じられる不思議な生薬です。
五味子は韓国では五味子茶(オミジャ茶)として飲まれています
麻黄は食べると舌の先が麻痺して黄緑色になることから、麻黄と名前がついたようです
これらの8つの生薬が混ざり合い小青竜湯となって、
のどや鼻の粘膜をバリアし、風邪の症状を改善するのですね
生活をする中で体に冷えを感じたり、冷たいものを食べたりすると、体内の水分が過剰になりすぎます、
その水分を取り除くためには、体を温めることが必要です。
そこで小青竜湯の力を借り、過剰な水分を取ってくれるのです。