こんにちは総院長の中村です。

高校野球決勝戦は慶応義塾が優勝しました

実力では仙台育英が春優勝し、

慶応も仙台育英に春負けています。

 

甲子園のアルプススタンドだけでなく内野席、外野席と慶応の応援団が凄かった!

 

それと慶応の応援歌がとてもシンプルで分かりやすくノリがいいので

大きな声が出しやすい応援歌です。

 

初回の先頭打者がホームランを打ったことで一気に慶応ペースに進んでいきました

その後も仙台育成らしくないエラーが出たりと

やはり球場の雰囲気という影響はすごいもんだと改めて感じました。

 

今回の慶応は丸坊主ではなく長髪です

偏見かも知れませんがどことなく品が良い、

ええとこの子って感じがします。

 

 

私たちの時代も小学校から中学に上がる時に

丸坊主にするのが嫌で野球からサッカーに変わった子もいました

 

小学校の時に野球が上手いのに丸坊主が嫌で野球をしない子も多かったと思います

今後は慶応の優勝を機に高校野球に対する考え方も変わってくるでしょう

 

髪型だけではなく今大会でも

赤いグローブやユニフォームもデザイン性のある高校、色は赤などもありました

 

私は大阪でしたが

東海大学の附属高校なので本来は縦縞なんですが、大阪の高野連が厳しくて

高校生らしいユニフォームということで縦縞はなく白でした

 

ただ、甲子園に出たら縦縞にできるというものでした。

 

グローブの色も茶、オレンジ、黒、黄色ぐらいです、青や赤なんてダメでした

 

ただ今までの私たちのしていた高校野球は

昔からの縛りや練習の仕方も水を飲んだらいけないとか

色々とありましたが

 

今の高校生のレベルの方が野球のレベルはかなり上だと思っています。

食トレと言って体重を増やすためにご飯の量を増やして体重を増やしている高校も多く

体が大きいので飛距離も飛びますよね

それとあんなに自由な構えで振り回す感じはあまりなかったと思います

 

なんか型にはまっていたなと感じます

 

負けた仙台育英も自分達のデータ分析し

自分達の実力をグループ分けし

そのグループの人にあった課題を自覚させて

その練習をさせるので選手が何をするべきか迷わないそうです。

 

飛距離がある子はそれを伸ばし

足を活かした方が良い選手、守備を活かした方が良い選手

それぞれのレベルに応じた練習をしているようです。

 

それにより、よりその種目に応じたパフォーマンスが高い選手が出てきやすいです。

 

一方で昔の私たちの時代のいい点は

野球が上手い子は足も早かったり、サッカーもうまかったり

色々と運動神経のいい人がいたなと感じます

 

それは公園で遊んでいて培う

遊びを通じて学ぶ適応力かなとも思います。

 

同じスポーツだけしかしたことない子よりも

色々と遊びを通じて体の使い方を覚えると色々な

運動神経が発達していくのかとも思います。

 

 

いずれにしても私が感じるのは

WBCの栗山監督をはじめとして

 

今回の慶応、仙台育英の監督にしても

人間性が高いように思います。

 

昔ながらの根性論や体罰などとは程遠い印象です。

それらを外的コントロールと言って

外からの外圧で言うことを聞かせる教育が主でした

 

それはやりたくてやっていると言うよりも

やらないと怒られるからやる

やらないとどつかれるからやる

 

一方で内発的動機付けと言って

人間は本来は自分の中から湧き上がってくる

「やりたい」と思うところからしか本来は行動しないのです。

 

内発的動機付けをするためには

 

傾聴する

支援する

尊敬する

励ます

信頼する

意見の違いは交渉する

 

 

こういった行動が内発的動機付けである

 

これは選択理論と言って

アメリカの精神科医のウイリアムグラッサー博士が提唱する心理学である

 

これからの時代はこう言ったスキルを指導者として持つのは必須となってきそうですね

高校野球を見ながら あぁ これからもっと時代が変わっていくんだろうなと感じた今日この頃です。