皆さん、こんにちわ。
栃木県のアダルトチルドレン・うつ克服カウンセラー 須藤 勝則です。
昨晩、録画してあった「リエゾン こどものこころ診療所」を観ました。
発達障がいを抱える医師と同じく発達障がいを抱えた研修医と、障がいを抱えた子供やその親たちを取り巻く様々な問題と向き合わせてくれるドラマ。
もうねぇ、泣きました。
ボロ泣きです。
初回ではそれぞれ違う障がいを持った子供二人とそのお母さん、研修先で大きなミスをしてしまい「お前に医者は務まらない」と言われ失意の中、子供の頃に行っていた、自分に優しかった医師がいる病院へ、その病院を継いだ医師、それぞれが出会うところから始まったのですが、我が子の障がいやその特性を理解していながらも、言うことを聞いてくれなくてつい怒ってしまう親、何を怒られているのか、何が悪いのかが分からなくてただ泣く子供、その子供たちの想いが痛いほど分かってしまう研修医。
これらのシチュエーションをそれぞれの立場から想像しただけでも、もうダメでした。
カウンセリングを始める前は障がい者支援施設で支援員をしていたこともあり、私のところにも障がいを抱えたお子さんを持つ親御さんが我が子とどう向き合ったら良いかに悩み、カウンセリングに来られる方は結構いらっしゃっていて、その悩みとか苦しみは聴いてはいるのですが、ドラマという形で見せられるとより、その現実的な部分が生々しく感じられて、そのご苦労とか苦しさがグサグサとココロに刺さって来まして。
正直なところ、半分くらいのところでつらくなってしまい、観るのを止めようかとも思ってしまいました。(カウンセラーとしては失格かも知れませんが)
障がいを持った我が子の特性とうまく向き合えない、受け入れられない親のつらさとか、その特性をなかなか理解してもらえず、受け入れてもらえない故に生きづらさを感じている子供。
この描写は現実社会でもよくあることです。
またここに出てくる研修医は自分が発達障がいだと気付けないままオトナになり、現実社会での更なる生きづらさに直面する様子もこれまたよくあります。(実際にこのような方もカウンセリングに来られています)
一方で主人公の医師が「発達障がいというコトバが独り歩きしている」とも言っています。
ネット上で○○診断というサイトはたくさんあり、そこで出た結果をそのまま鵜呑みにしてしまったり、様々な関連サイトに書かれていることが自分に当てはまるから、と自己診断してしまい一人で苦しんでしまう方ってたくさんいます。
発達障がいというモノを正しく知ってもらい、その特性とどう向き合っていくべきか、またそうかも知れないと思っている方々がこれからどんな行動をすれば良いのか、意外と知られていない部分にスポットが当たった作品として、地味ではあるんですけどとても大切なメッセージを投げ掛けてくれるドラマだと思いました。
もちろん、このドラマのように劇的なハッピーエンドが訪れる事ってなかなかないよなぁ…とは思いつつも、こんな風になれたら良いなぁ、とも思えるという意味では希望を持てるとも感じました。
世界ではインクルーシブ教育が主流となる一方、日本では政府が否定しているという現実もある中でこういったドラマが一石を投じることが出来るのか。
その辺りも注目しながら、今後も観ていこうと思います。
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