お気を付けて! | アダルトチルドレン・ココロの病専門カウンセリングルーム ヒーリングフォレスト ブログ~栃木

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栃木県のカウンセリングスペース Healing Forestでアダルトチルドレン(AC)・うつ克服のカウンセリングを主に行なっているアダルトチルドレン・うつ克服カウンセラー 須藤勝則です。
アダルトチルドレン、うつ病、カウンセリング、人間関係などお伝えしています。

間もなく、あの震災から一年が経ちますね。
恐らく、日本人のココロや価値観が大きく変化した一年だったと思います。
皆さんの周りでも、何かしらの変化があり、何かしらの事を経験された事と思います。

先日、BPO 放送番組倫理・番組向上機構が以下のような要望を
メディアに対して出しました。


子どもへの影響を配慮した震災報道についての要望

青少年委員会は3月2日、東日本大震災報道と子どものPTSD(心的外傷後ストレス障害)等の
心理的ストレスとの影響について、1月開催の第129回、および2月開催の第130回委員会で
議論を重ねた結果、「子どもへの影響を配慮した震災報道についての要望」を公表いたしました。

要は今週末に向けて、震災に関する報道や番組が増えて来る中、当時の災害映像を
流す際に、配慮をして欲しいという事で、既に一部の番組の中ではそのような映像を流す際に
「これから津波の映像が流れます」と断りを入れてから放送しているところも出て来ています。

皆さんの中にも身に覚えがある方が居ると思うんです。
(私もそうでした)

昨年の震災当日から、そして原発の事故から、TVでは被災地の津波の様子や
崩れた家々や、なすすべも無くただ呆然と立ち尽くす人々や、ご家族や恋人、友達、
大切な人を亡くされた方々の映像が流れ続けました。

それらの映像を観続けたせいで、子ども達の中ではニュース速報の音や、
津波の映像などを観ると激しく泣きだしたり、具合が悪くなったり、赤ちゃん返りしたり
する子どもが増えたんです。

子どもだけでなく、大人でも影響が出た方が大勢いました。
私もそうです。
一日中、そのようなTV映像を観ていて、気分が悪くなったり、頭痛がしたり、
気持ちが激しく沈み込む現象が起こりました。

また、報道に携わった記者さんがその後、ストレスから仕事を辞めてしまったり、
ニュース映像を編集するスタッフさんがうつ病に罹ったりもしていると聞きます。

大のオトナでもそうなる訳ですから、子どもには何をか言わんやです。

もちろん、あの震災、災害を忘れてはいけません。
その記憶を留めておくためにも、時には振り返り、検証する事も必要です。
ですが、子ども達のココロに影響を与えないようにするのは、私達オトナの責任です。

昨年の震災時、ちょっとおかしくなってしまったお子さんをお持ちのお宅では、
今週末の報道番組を観る事は避けた方が宜しいと思います。
また当時の恐怖を思い起こさせるだけで、何も良い事はありませんから。

オトナの方が気を付けてあげて下さい!

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