禅タロット カードリーディングLesson
2022.11.21
【ALONNESS】
アローンネス
一人在ること
大アルカナ9
パッと見怖い💧
けれど大切なメッセージです。
一人でいることって
自由を感じるか
孤独(寂しさ)を感じるか、の
二つの感じ方があります。
この絵はちょっと孤独寄り？
でも覚悟を持って
光のある方へ進もうとしている
ということで
かなりポジティブなカードかな
と思います。
私は自由を感じることの方が多いかな。
一人で好きなことしているのが好き。
でも大勢でワイワイも好きなので
そこで外れればもちろん寂しさも感じます。状況に寄るのかな？
概ねちゃんと選んでいるような気は
してます(^^)
そういう人ならこのカードが出ても
怖く思わないかも。
意外にも、大勢の中での方が孤独を感じることが多いと思うのは私だけかしら。
賛同や共感やを得られなければ
どんなに大勢に囲まれていても
内に入るしかなく、しかも "気" は外を向けているので、結果、
寂しさにフォーカスしてることになる。
そして孤独や寂しさを感じる。
『一人在ること』
の意味は自分の道を見つけること
に集約されると思います。
それは外の雑音をシャットアウトし
"気"を自分に向け、素直に自分の心と向き合うこと。
そのチャンスである静寂をもたらしてくれるのがこのカードなのですね。
雑音から離れたら
光を見つけること、光に向かうこと。
光は自分だけのオリジナルな希望、癒し、喜びです。
そして誰かを連れてここに行き着くことはできないのです。
そしてその光に近づくに連れ、
近くに人がいることに気づくのではないかしら。そして、
そこには信頼できる人しかいない。
逆に、誰かと共にそこへ行こうと決めてしまえば、それぞれが自由を失う危険性が生まれます。
一人在れば夢に近づき
一人在れば仲間が生まれる。
一人在ることが最終的には心の空白を埋めることになるのかもしれません。
（絵は怖いけど）
私はこの絵から
一人で在ろう、と決心したばかりの人の重さな怖さと一縷の望みを感じました。
苦しめられてきた
価値観や思い込みや人間関係を手放して、もう当たりには何もなく、しがらみもなく、誰もいなくなり、
初めて孤独と寂しさの中で静かに進むべき方向からの光を見つける。
そんな重さのある絵柄に見えます。
占いでは、何か余計なものがその道を遮っていないか、しがらみがなにか、を追求するアドバイスとも読めますね。
拡大解釈すれば自分への信頼です。
やはりポジティブなカードだと思います。
◆◇◆
公式解説です。
『 生において「大切な他者(ひと)」がいない時は、寂しくなるか、それとも孤独がもたらす自由を楽しむか、そのどちらかが可能です。
もし貴方が今、そういう状況に直面していたら
『独りあること』
のどちらの見方を選んでいるかに気をつけること。
そして自分が下したその選択の責任を取ることに覚めていましょう。
ゴー タマ・ブッダの最も重要な貢献のひとつは、弟子たちに『自らの光となりなさい』と強調したことです。
究極的には、どのような仲間も
地図も、あるいはガイドもなく
私たちひとりひとりが暗闇を進む自分たちの道をつくる能力を、自分の内側で開発しなければならないのです。』
(抜粋)
『寂しい時、
貴方は誰かのことを考えている。
寂しさはネガティヴな状態だ。
もし誰かがここにいたらもっと
よかったのに、と感じている。
寂しさは他者の不在だ。
独りある在ることは自己の現存だ。
独り在ることは非常にポジティヴだ。
貴方はあまりにも現存に満ちあふれているので、自己の現存で全宇宙を満たすことができるし、誰かを求める必要もない。』
OSHO(抜粋)
孤独の寂しさへの言い訳ではない
深い自己信頼のカードですね。
見たくない希望があるからこそ
あえて寂しさを選んで
誰かの近くにいたい
そんな瞬間もあるなぁ。。。
けれど
それでは事態は変わらないのですね。
ルーンではエオー。
自由意志と信頼が
このカードの到達点のような気がします。
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