「神様」のような親とは
親は絶対であり、子供は常に親のいう通りにしなければならないというタイプの親のこと。
子供の離反はおろか、自分と考えが違うことすら自分に対する個人的な攻撃と受けとめてしまうところがあり、
子供の「非力さ」と親に対する「依存度」を大きくさせることによって自分の立場を守ろうとする。
子供の健康的な精神の発達を助けるのではなく、それと反対に無意識のうちにそれをつぶそうとするが、困ったことに、本人は子供のためを思ってそうしているのだと考えていることが多い。
「神様」のような親を持った子供は…
たとえ親が間違っていても、それを知る方法がないため、幼い頃から当然のこととして、親は正しく完璧なものだと推測する。
健康的な精神の発達をつぶそうとする親のネガティブな反応によって、自負心を深く傷つけられ、開きかけている独立心のを摘み取られてしまう。
親から受ける攻撃は理解できないものもあり、当惑するばかりで、常に親の意のままに翻弄され、次はいつ罰せられるのか見当がつかず、大人になっても無力感や不安感を抱えている。
親を怖がっている子供は自信が育たず、依存心が強く、親がどれほど有毒でも、この世に一人しかいない父や母をもっとも大切な存在であると考える。
たとえ手を出されても、「親が正しい」という意識がとても強く、いくら「自分は悪くない」と感じても、それだけで自分を完全に納得させることはできないところがあり、
大人になっても、神のように強大だった親が、実は自分に害を与えていたという苦痛に満ちた真実に、なかなか直面できないところがある。
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スーザン・フォワード著「毒になる親」より引用
・「神様」のような親
・コントロールばかりする親
・残酷な言葉で傷つける親
タイプの親御さんをお持ちの方が多くみられます。
