昨夜、用があって急遽実家に帰ってきました。
実家に向かう電車の中で、
「かつての母に、このブログ記事を読んでほしいな！」
と思いました。
母は母なりに、
一生懸命やってくれていたんだろうな〜って思って。
わたしは2年間絶縁していたことがあるのだけれど、
最近は実家に帰ると、涙が出そうな瞬間があります。
それは、
あたたかい手料理が出てきたときです。
わたしは自分の実家よりも、
夫の実家に行く頻度の方が高いのですが、
お義母さんの料理もそうで、
あたたかくておいしい料理が目の前に出される幸せをじーんと味わえるようになりました。
母が昨日、
里芋のお味噌汁やおいしいお刺身を出してくれて。
まあとにかくたくさん出てくる家庭で、
「食べきれないくらい出すのはやめて」
と思うけれど、
母なりの愛情かなと今は思える。
かつてのように(恥)怒鳴り散らすことなく、
もう食べれないよ
という意思表示ができるようになった。
わたし、大人になってきた 涙
だいすきな ”お味噌汁” をいただきながら、
かつての祖母のお味噌汁の味をうっすら垣間見、
じーんとしました。
人のために一生懸命な母に、
幼い頃のわたしはいろいろ思うことがあったのだろうけれど、
今は、そんな母を見て学ぶことがたくさん。
母をバカにして生きてきた自分を、
情けなく思います。
毒親！
と怒鳴り散らし、殺意を抱いて絶縁してたころのわたしからしたら、
大きな成長です 苦笑
実家から帰る電車の中で、思い出したことがありました。
幼いころ、
母の実母である祖母がガンで入院し、
バタバタした日々を送っていたことを
3〜4歳だったわたしはよく覚えていて、
祖母のガンを宣告されたとき、
母は泣いてた。
わたしはその姿をよく覚えてる。
母は、
幼い弟をおぶって、わたしの手を引き、
バスに乗り、電車を乗り継ぎ、
1時間半ほどかけて祖母が入院する病院に通ってた。
母は、
幼いわたしたちをつれて、
泣きながら、黙って歩いてたときもあったと思う。
母の手から、
それを感じてたことも思い出した。
ぐずる幼い弟を背負う母に迷惑をかけてはいけない
と、
家からバス停、駅から病院 の、
当時のわたしには本当は嫌で長い、歩かねばならない距離を、
幼いながらに疲れても文句を言わずに黙って歩いていたことを思い出した。
休日は、
祖父と父と車で病院に行けたのだけど、
車中でも母は泣いてたなぁ。
お母さん、
いっぱいがんばってくれてありがとう。
何不自由なく育ててもらったのに、ごめんね。
毒親！とかわめいて、ひどいことしたけれど、
そうさせてもらえたおかげで、
わたしはわたしの人生を歩き始めることができているよ。
今でも帰るとたくさん食べ物を出してくれてありがとう。
おかげでわたしは幸せに育ちました。
だから、
これからはお母さんらしく、
お母さんの人生を邁進してね！
それがわたしの幸せです。
こんなふうに思えるようになったのも、
いろんな人と関わらせてもらいながら、
自分を知る機会をいただいているから。
生きづらさや親子関係について、
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まもなく年末。
2016年を完了させて、
すっきり新年を迎えましょ。
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HahaCo Labo 母娘関係研究所
代表 加藤なほ