・「子どもに謝りたい…」という、親の身勝手なエゴとは | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」

 

おはようございます、加藤です。



40代以降の方とおはなし会やプライベートセッションで話していると、

「子どもに謝りたい」

「子どもに懺悔したい…」

とおっしゃる方が時折おられます。

1年近くずっとこう言っていた方もいます。



その理由を話を聞いていくと、

・親にされた(自分もイヤだったこと)と同じことをしてきたと悔いる人

・自分も毒親?だったと気付いた人

・子どもに何か(わたしのように「毒親だ!」とか)言われた人

・自分のせいで子どもが 〜 になった

というもの。



ここから書くことは

すべての人に当てはまるわけではありません

が、

とにかく謝りたい

と思っている方の中には

自分の罪を、子どもに許してもらうことで許されよう

としている方がいるでしょ

ということ。


それって、

相手になすりつけてないですか?

いい迷惑  って思う。





そのような方に、

「あのね、子どもの気持ちになって考えたの?

逆の立場だったら、どう思うわけ?」

と聞くと自分の気持ちに気付かれます。


そういう人ってね、

許して欲しくて半ば必死。

だって自分で自分を許せなから。


罪を持ちきれず、

相手に持たせようとしているよね、

無意識にね。


相手にとっては、うっとうしいのでは?

と、胸に手を当てて聞いたらわかるはず。





自分を許せるのは、自分しかいないの。

誰かに許されても、自分が許さない限りずっとしんどい。


自分を責めるのも、自分しかいない。

誰かがあなたを責めても、あなたが自分を許していたら責められても傷つかない。


誰も責めてないのに、誰かに責められた

ってずっと被害者をしてる人もいるね。



それ、幸せなの?

ずっと人のせいにし続ける人生から、

早く卒業しよう。

自分の人生のハンドルをその人に預けてることに気付こう。





子どもや誰かを使って、

許せない自分を許してもらおうとするのは、

相手にとっては迷惑な話。


(ネガティブな感情も伝染すると思う。

自分でちゃんと扱って、自分で処理しましょう)


自分と向き合って、

何を責めているのかを感じて、

自分を許していく。

これが大切な自己受容、自己肯定です。



それからです、

相手に謝罪したい気持ちがあることを伝えるのは。


伝え方も、受け取りやすい形で!

コミュニケーションも練習が必要だよ。


だからまず、

自分をがんばるのです。

他人のことは、そのあとです!


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今週も自分をがんばりましょう。


それではわたしは東京へといってきます。





HahaCo Labo 母娘関係研究所
加藤なほ