「あんなに憎んでいた母を、毎日ハグしています」 | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」




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個別コンサルティングについて、予約できますか?というお問い合わせをいただいておりますが、空き枠ができ次第、こちらからご案内しております。

関西の方からのお問い合わせがなぜか増えておりますが、ごめんなさい( ;  ; )

大阪へは、10月以降まいらないのです。

わたし、大阪では人を集められなくて、すみませんです~( ;  ; )





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台風が去って、穏やかな午後。

事務仕事が、サクサク進んでおります。






昨夜、60代の遠方のクライアント様とのskypeセッションだったのですが、

セッションは何度目でしょう、5回目くらいかな。

電話に出るなり、話し方も声のトーンも全く違うわけです。

静かにワクワクしながら話を聞いていると、

「母をついこの前まで恨んでいましたが、今じゃ病院から帰るときに、母にハグをして帰ってきているんですよ。

先日お話した次の日から毎日です。

この私がですよ~?

楽になりました、とっても」

と。


泣きそうになりました。


先日ブログにちらっと書いた、この方です。


今だから言えますが、本当に本当に、お母様のことを憎んでおられたんです。


”憎む”

というのは、どういうことでしょう。


それほど、

ひどいことをされた  と感じておられた

ということです。


でも、

前回の大きな気づきから、一気に変化されました。





本当に、自分と、自分の過去と、自分の思いと向き合っていくと、

憎くて恨めしい  と思った相手のことを、

ぴたりと気にならなくなる時が来る。


それは、

あることが腑に落ちた時

あること

が、

頭でわかっただけではなく、はらに落ちた時。

自分の中ですっきりとわかったとき。


その時始めて、

「あぁ、これまではなんだったんだろう…」

と、少し力が抜けるかもしれないけれど、

それが、

”手放す”

ということであり、

”完了”

ということです。


手放し、完了してしまえば、

もう、振り回されることもありません。


その先に待っているのは、

誰かを憎んだり恨めしく思ったりすることのない、穏やかな日々。


「家のなかは相変わらず散らかっていますが、

とても充実した気持ちです」

とすがすがしい声でお話されていて、すごくすごくうれしかったです。



もう一人、講座卒業生さんで、今年ママになった方も、ふとしたときにこの感覚がすとんと落ちたようです^ ^

こちらも、改めて書きたいなと思います。