な「私ってさ~、だらしがなくて、
結局な~んもできなくて、
感謝が足りなくって、
思いやりがなくって、
でもって私は~で、
で、私は~でもあって、
私は…
私は…」
ハ「…それ、誰に言われたのさ?」
な「え?」
ハ「誰に言われたのって聞いてんの」
な「おかあとおばあ」
ハ「それって真実なの?」
な「…は?」
ハ「だから、
あんたは本当にだらしがなくて、
本当にな~んもできなくて、
本当に感謝が足りなくって、
本当に思いやりがないやつなのか ってきいてんの」
な「…」
ハ「じゃ、母親やおばあちゃん以外に、そういうこと言われたことたる?」
な「ない」
ハ「じゃ、もう1回聞くね。
あんたがあんたに対して思ってる、
だらしがなくて、
結局な~んもできなくて、
感謝が足りなくって、
思いやりがない って、本当なの?」
な「…違うかも。
ちゃんとしてるとこもあるし、まじめなところも一応あるし、
できることもあるし、
感謝だってできないわけじゃないし、
思いやりもあると思う」
ハ「だろ?
なのに、あんたはあんたのことを、
だらしがなくて、
結局な~んもできなくて、
感謝が足りなくって、
思いやりがない って言ってたぜ?
それって、真実か?」
な「…違うかもしれない」
ハ「母親やおばあちゃんに言われたことをそのまんま信じ込んだみたいだけど、
あんたを生まれた頃から見てても、そういう人間だとは思わないね」
な「どういうこと?」
ハ「あんたは母親やおばあちゃんに言われたことをそのまんま信じてきただけで、
本当はそんな人間じゃないってこと。
本当のあんたはのことをわかってないのは、紛れもない、あんたかもね」
…私の中のハイアーセルフというか、何というか、
ニューハーフなイメージだったのか( °д°)
自分に対してもっているマイナスな思い込みを、ノートに書き出してみてください。
そして、
「それって本当?」
って自問してみたり、
誰かに、
「私ってこういう人間だと思うんだけど、どう思う?」
って聞いてみたりしてほしい。
もしかしたらそれらは、
自分だけがもっている勘違いという名のかばんに入ってる荷物かもしれない。
かばんの中身は、いつだって手放すことができる。
そして、別の荷物を入れることだってできる。
ちなみに、
現在、
私がもつ、勘違いという名のかばんには、
「おしゃれで、
なんだかんだけっこう人に好かれてて、
いつもステキな人に囲まれてて、
仕事も楽しくて仕方ない、
けっこう幸せな人」
っていう荷物が入ってるらしい。
…どうぞ、「なにいってんのコイツ」と笑っておくれ。
勘違いっていう名のかばんの中身なんだから、中身だって勘違いでいい。
中身を見せる必要も、誰かに公表する必要もない。
空港の検査じゃあるまいし(笑)
わたしのかばんの中身はこれでよし!
「何この人イタイこと言ってんの?」
とか言われても、そんなのどうでもいい。
大事なのは、
どんな勘違いをするか だ。
どんな勘違いをして生きるか だ。
それによって、人生が決まると言っても過言じゃないのだ。
自分にどんなレッテルついてる?
それ、誰が貼ったの?
もしかしたら、貼ったのは親かもね。
でも、
はがせたのにはがさなかったのは誰?
はがせるんだよ、それ。
勘違いという名のかばんの中に、どんな荷物を入れてあんたは歩くんだ?
私は軽やかに動きたいから、軽い荷物の方がいいな~。
「あいつ、本当バカじゃねえの?」
って、小さい頃からいろんな人をバカにし、
「理解不能!意味わからん。
こんなやつに、私のことなんてわからんわ!」
もぶちギレながら生きてきたけど(笑)、
そっちの人たちの方が幸せだったなんて。
簡単にわかりそうなのに、さっぱりわからなかった、30年。(現在31)
これからも、あほみたいな勘違いをして生きよう(・∀・)
明日は、
あ、もう今日か。
どんな勘違いをしようかな~。
なほ