男がいないと、立ってられない…! | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」

海にて、鳥のさえずりを聞きながら読書をしていたら、


ふといろんなことが浮かんできて、

のんびりブログを書いています。



とかいいながら、

結局ブログ書いてる(。-_-。)
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この写真は先月末いった、私の実家がある地元の海。

野間灯台と、私。



私は、

基本、”自分が嫌い” でした。



というのは、



成績が良かったときとか、

部活が楽しい時とか、

試合に勝てたとか、

誰かに褒められた時、認められたときとか、

恋愛や仕事がうまくいってるときとか、

そんな、

物事がうまくいってるときだけしか、

自分のことを、好きって思えなかったから。



物事がうまくいかないときは、

「○○がうまくいけば、楽しいのに」

「あの人さえいなかったら、もっとうまくいくのに」

「あの人が私のことを好きになってくれたら、幸せなのに」

と、周りのせいにしていました。



自分に関わる物事がうまくいくかどうか、

自分に関わる人が自分の思い通りになるか    で、

自分のことが好きかどうか、判断してたってことです。



これまで書いてきたとおり、

私は、

親との関わりが原因で、

ネガティブな考えグセ、

ネガティブな思考パターンをもって、生きてきました。



親にあるがままを受け容れてもらう

という経験が少なく、

ダメ出しや否定ばかりされて育ちました。



認めてほしくて一生懸命勉強したり、

運動したり、

いい子をやってきたけれど、

母から十分褒めてもらえたことは、

なかったんだよね。

一番認めて欲しいであろう親から認めてもらう  という体験が、

とても少なかった  と自覚しています。



親にあるがままを受け容れてもらえず、

親に認めてもらえず、

すっかりぽっかり空いてしまった心の穴を、

無意識に埋めようとしてきたんだと思います。



埋めなきゃ、

満たされなくて、

つらくてさみしかったんだと思う。

生きて、られなかったんだと思う。

生きて、これなかったんだと思う。



心の穴を埋める方法だけど、

私の場合、

恋愛で、男性から愛してもらうことでした。



だから、

誰かに、

男に、

愛してもらえてると、少しだけ安心しました。



心の穴を自分で埋められないって、

無意識でわかってたんだろうなぁ…



そんな私の恋愛の終わり方は、いつもぐしゃぐしゃ(笑)

別れたくなくて泣きついて困らせたり、

二股をかけて、どっちか選べなかったり、

好きなのかわからなくなっても、

ずるずる付き合ったり。



心のどこかで、

”誰か男がいないと、立っていられない

死んじゃう!”

っていう感覚を、

いつも持っていました。



そんな自分を、

「男がいないと生きていけない弱い女」

「別れてもすぐ次を見つけて付き合う、

一人じゃいられない弱い女」

「本当は男好きなんじゃないか」

と、責めていました。

罪悪感でいっぱいだった。



自分を責めることが、

自分をますます嫌いになることだ  って、

この頃、知らなかった(笑)
 


なほ