昨日おはなし会に来てくださった皆様、ありがとうございました^ ^
日曜、昨日と、
おはなし会をやらせていただいて、
いろんな方の話を聞く中で、
いろんなことを思い、考えました^ ^
その中の一つ、
「親に感謝できない気持ち」
についてまとまりはないけれど、
過去の自分を振り返りながら、
つらつら書いてみようかなと思います。
私の母は、
「感謝しなさい！
あんたはほんと、感謝しん子だわ！」
とそれはそれは、よ～く怒鳴る人だった^ ^
甲高い声で、
キンキン声で、
ヒステリーを起こしたかのように怒鳴りつける。
口癖は、
「当たり前だがね！！」
(名古屋弁)
母にとっては自分のすることなすことが、
”当たり前”
なわけで、
母の中にある、
(私から見たら理不尽極まりない)
ルールに反するものは、
母の”当たり前”から除外され、
ルールに反した私は、
厳しく叱りつけられ、
言い訳や気持ちを聞いてもらうこともなく、
わけのわからないお仕置きをくらう。
そんな感じ^ ^
話は戻って、
小さい頃から実家を出るまで、
「感謝しなさい！
あんたはほんと、感謝しん子だわ！」
といわれていたのだけれど、
小さいながらに、
「感謝の気持ちって
相手に求めるものなのだろうか…
ありがとうって言え！って言われたら、
ありがとうの気持ち、消えちゃうんだけどな。
だから、こう言われる度、
ますます感謝する気持ちが消えてくの、
この人気づいていないのかなぁ…」
と冷静に分析していて、
母が言う言葉は、
”なんか違うよなぁ”
って思っていました。
(違うよなぁってことは他にもたくさんあり、
それが毒親さんの特徴なんだろう 苦笑)
本とかね、テレビとか、いろんなところで、
「感謝しましょう」
「ありがとうってとりあえずいってみよう」
と言われていたり、書かれています。
身近な人が言っているのを聞いたことがある人も、いるかと思います。
私も、
親との関係に疑問を持ったとき、友人たちから、
「そうはいっても親なんだから
感謝すべきでしょ」
と言われたことがあります。
産み育ててくれたこと。
食べるものも、着るものもあったし、
学校も行けて、
習い事も行けて
(これは、やらされていたんだけど)、
はたからみたら、
何不自由のない暮らしでした。
そこは、
感謝 していない わけでは ない。
感謝 してる。
けれども、
心からの感謝というか、
にじみでるようなありがとうという気持ちが
親に対して湧いてきたことは、
う～ん
う～ん
う～ん、
…皆無に等しかったような…
・
感謝できるなら、したい。
でも、
できないから、悩む。
「そんなに深く考えなくてもいいじゃん」
と言われても、
考えちゃうから、悩んでしまう。
そう話される方、よくおられます。
無理に感謝したり
無理に考えるのをやめたり、
無理に愛そうとしたり、
無理に許そうとしなくていいと思うんです^ ^
感謝できなくてもいいし、
深く考えたってもいい^ ^
愛せなくたって、
許せなくたって いい^ ^
だって、できない理由が、
それぞれにあるから。
理由があるから、
感謝できなかったり、
深く考えたり、
愛せなかったり、
許せなかったりするんだもん。
感謝できない自分や、
すぐ悩んでしまう自分や、
親を好きになれない自分や、
親を許せない自分を、
「おかしい」
とか、
「親不孝」
とか、
「こんなこと思う私がおかしいのか？」
とか思わなくてもいい。
何かしら理由があって、そうなってしまっているだけ、今は。
な～んも、悪くない。
「あいつのせいだ！」
って、思ってたっていい^ ^
そこから抜けたいと思う時がきたら、
自分次第で今の苦しみからぬけることは
いつでも可能だし、
そのタイミングは、
一人一人必要必然ベストで、これやってくると思っている私です^ ^