毒親に育てられた、私と弟。 | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」

わたしは

毒母である毒親に悩み、

<このような思い>

2011年9月、このブログをはじめました。

 

 

 

 

 

 

私には弟がいます。

 

 


私と弟はとても仲がよく、周りからは「本当に仲いいよね」と褒められるほどでした。

 

 


けんかもよくするけど、何でも話せる相手であり、
私が生きてきたのは弟がいたからだと思います。

 

 


思春期に「荒れてみたい」とか、「窓ガラスをぶち割りたい」といった感情を抑えられたのは、
「弟もいるし、親にも迷惑かけられないし、やめよう・・・」
と、弟のことを思えたからでした。




・・・2つ目の「親にも・・・」っていうのは今となっては無用だったなって思うけれど。



そんな、仲良しだった弟と、少し距離ができてしまったのは4年くらい前。

 

 


弟が今の彼女と付き合い始めた頃だったかなぁ。

 

 


当時の私は、DV彼氏から逃れるために実家に戻って生活をしており、
この頃はまだスクールにも通っていなかったので、
ACだとか毒親だとか、機能不全家庭だとかは全く知らず、
相変わらず好きになれない母と、自己中な祖母と、存在感の薄い父と、弟と、
変わらない日々を過ごしていました。



そんなある日、母と祖母と話していたとき、
弟の新しい彼女が家に遊びに来たという話を、二人がし始めました。

 



二人が話す、弟の彼女とは、


 ・一人っ子
 ・メイクやつめが派手
 ・かぼちゃパンツ(バルーンスカートのことです・・・)
 ・あまり礼儀正しくない、敬語が使えない
 ・サンダルで来た(素足が嫌なようで・・・)
 ・前の彼女の方が断然よかった、前の彼女と結婚してほしかった

というもので、

 

それを聞いた私は、
「あ、一人っ子ってとこで、この人たちアウトだろうな」
と思いました。

 

 


実際、母と祖母は、彼女に会う前に、
「彼女は一人っ子」と弟から聞いて時点でアウト(結婚はあり得ない)だったようです。



これらの話を聞いた後、
私、弟にいっちゃったんですよね・・・



おもしろおかしく、


「聞いたよー、珍しく派手なコみたいじゃん今度は。
(母と祖母は)服装とか化粧にうるさいんだから、
 最初に控えめにするように言わなかったのー?
 前の彼女のがいいじゃんw」


って。



あまり覚えてないけど、もっといろいろ悪いことを言ってしまった気がします・・・

 



それを聞いた弟は「うるせー!」とキレ、
この時から弟は、私と母と祖母がグルになって彼女のことを悪く言っていて、
前の女のことばっかり言ってるうざいやつらと思ったのか、
私とも口をきかなくなりました。



今までずっと仲がよかったのに、弟を怒らせてしまい、
話しかけるのもきまずい状態になってしまいました・・・

 

 

 

《弟と弟の彼女とわたしと彼と》に続きます。