カウンセリングスクールでの学び | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」

 

<この記事の続き>ですが、


カウンセリングスクールで勉強したことを書いていなかったので、

少し書こうと思います。



スクールで勉強していく中で、

「機能不全家庭」とか「アダルトチルドレン」といった、

このブログに来てくれた方はよく知っていると思われる言葉や、

斎藤学 先生や西尾和美 先生、信田さよ子 先生を知り、

その方たちの書いた本に出会いました。



スクールでは、心理学やカウンセリングの基本を勉強したけれど、

その中でも、一番つらかったのは、「共依存」の授業・・・



当時つらかった理由は、「私はこれだったんだ」と分かってしまったから。



「そっか、だから私はこういう性格なんだ。

 だから、こういう相手とばかり付き合ってきたんだ。

 機能不全家庭、それが生きづらさの原因だったんだ・・・」

って、小さいころから心の奥でくすぶっていたのものの原因が、

一気にわかってしまった という感じ。



愛されて育ったはず と思い込んでいた・・・、

ううん、思い込ませてきた私には、

この事実を、なかなか受け止められず、たくさん泣いた。



DVの時に発症していた過呼吸もでちゃったし、

精神が不安定になりすぎて、

(その後結婚することになる)彼にも迷惑をかけまくった。



でも、真実が知りたくて、泣きながら、傷つきながら、

たくさんの本を読み、自分自身と向き合いました。

読んでもつらくなるだけなのに、それでも多くの本を読みあさりました。



何冊読んだだろう・・・



30冊は軽く読んでいる気がします。



苦しかったけれど、自分と向き合って、泣いて、這い上がって、

カウンセリングも受けて と、1年半くらいかかって、

27歳のとき、ようやく自分で自分を受け入れることができたような気がする。



過保護な毒母のもと育った私は、

失敗や挫折を味わわせないよう育てられたので、

一人で超えられないものがあると、逃げの姿勢が多かったのですが、

逃げずに向き合う ということを、生まれて初めて、身をもって学んだ気がしました。


 

 

 

次の<こちらの記事>では、

 

ずっと忘れられない、

 

「この人、母親じゃないわ」

 

とやっとわかった瞬間がおとずれた、

 

 

心のシャッターを完全に下ろすきっかけとなった母からの言葉、

 

「あなたはレイプされたって当たり前」

 

について、書いていこうと思います。

 

 

 

大切な娘に、普通、こんなこと言わないですよね・・・

 

 

 

<こちらの記事>に続きます。