あなたは親のこと、好き?
関係は良好だった?
どんな親だった?
もしかしたら、あなたの悩みの根本は、親との関係性にあるかもしれない。
よかったら、下記の項目をやってみてね^^
《ちょっと長いので、時間がない方はこちらの簡易版がオススメ!》
自分の親がどうだったかについて考えるには、次のような事柄をチェックしてみるといいでしょう。
次の65項目のうち、もし22項目以上(3分の1以上)に当てはまったら、あなたはおそらく、コントロールばかりする親のもとで育った可能性が高いといえます)
子どもの時
①親の言うことに疑問を投げかけたり、同意しないことは許されなかった。
②親から過剰な期待をかけられたり、自分には達成できないようなことを基準にされて、強いプレッシャーをかけられた。
③親が近くにいると緊張して神経がピリピリした。
④親に矛盾することを言われたり、意味が曖昧でよくわからない規則を押しつけられたりして、頭を混乱させられることが多かった。
⑤親に励まされたりほめられることはほとんどなく、けなされてばかりいた。
⑥親のまえで怒り、恐れ、悲しみなどの感情を表すことを恐れた。
⑦親に怖がらせられたり、バカにされた。
⑧親にうまく操られて、やりたくないことをやらされていた。
⑨無性に悲しくなったり、不安になったり、傷ついたり、必要としていることが奪われた気分になったり、腹が立つことがよくあった。
⑩家族の間に愛情の通う温かい雰囲気がほとんどないと感じていた。
⑪本当の自分でいるより、親を喜ばせたほうが報われた。
過去を振り返ってみて、あなたの親は、
①あなたの考えや言うことが自分の望む通りになるよう、指図してばかりいた。
②あなたの食事、睡眠、服装や髪型などの身づくろいについて、異常に細かく詮索した。
③あなたが学校、仕事、友人、恋人などを選ぶ時に、いちいち介入した。
④あなたのプライバシーを侵害した。
⑤言う通りにしないと親子の縁を切るといって脅した。
⑥機嫌をそこねると、愛情を与えてくれなかった。
⑦あなたのことを「バカ」「醜い」などとののしった。
⑧あなたを身体的・性的に虐待したり、またはそれらの行為をほかの者がしても手をこまねいていた。
⑨いつも自分が人から注目される中心でいたがった。またほとんどの場合において、すべてを支配したがった。
⑩世の中のさまざまなことについて、いつも「正しい」「正しくない」と決めつけた。
⑪人間的な感情を受け入れず、避けるべきもの、無視すべきものとして扱った。
⑫完全主義、ストイック、あるいはいつも何かに追い立てられて行動しているように見えた。
⑬自分の誤りを認めようとしなかった。
⑭清潔であること、秩序正しいこと、物事の詳細、規則、スケジュールなどに対して、強迫観念的といえるほど異常にうるさかった。
⑮自分が批判されることに対して異常に敏感だった。
⑯あなたや他の人に苦痛を与えているのに、そのことに気づかないようだった。
あなたの親は、
①子ども時代に大きなトラウマを体験していた。
②家系に身体的虐待や性的虐待をした人や、精神障害、アルコールや薬物の依存症の人がいた。
③親から過剰なコントロールを受けて育った。
大人になってからよく、次のように感じることがある
①完全主義的で、いつも何かに追い立てられているような気がしていて、めったに安心したり満足することがないように感じる。
②まわりにだれもいない時でも、だれかに見られて観察されているような気がする。
③他人をコントロールしたがる人間がいると、すぐ反発して腹が立ったり、または逆に怖じ気づいたりする。
④人との関係(主に男女の関係)で、相手に依存するのはゾッとするほどイヤだ。
⑤自分が育った時の体験のせいで、子どもを作ることに強い抵抗感を感じる。
⑥気分がふさぎがちで、むなしさや不遇感などを感じる。
⑦本当の自分を知っている人はあまりいないように思う。
⑧喜怒哀楽などの強い感情が起きたり、心の平静を失うことを、恐れている。
⑨普通の人が子ども時代に体験することの多くが自分にはなかったように思う。
⑩自分が批判されることに対して過剰に敏感である。
⑪自分は今どういう気持ちなのか、どういう気持ちであるべきなのかについて、よくわからないことがある。
⑫他人のことをすぐ決めつける。
大人になってから、
①人と対立することが心配で、そういう場面を心に思い描いてくよくよ考えることがよくある。
②優柔不断で、何かを決めることがなかなかできない。
③人との関係ではいつも他人のニーズを優先してしまい、自分を見失うことがよくある。
④自分に合った信条や人生観を見つけることに困難を感じる。
⑤リラックスしたり、笑ったり、自然にふるまうことが苦手。
⑥異性との温かい肌の触れあい、愛のあるセックス、仲むつまじい関係を持つことがなかなかできない。
⑦人からほめられても言葉通りに受けとめることができない。
⑧摂食障害(拒食症や過食症)やアディクションがある。
⑨ストレスが原因の健康障害があり、いつも疲れていて燃えつきやすく、慢性的な身体の痛みがある。
⑩仕事や人間関係で、自ら立場を悪くしてしまうことが多い。
⑪他の人には自分にない自信があるように感じる。
⑫親しい人の愛情を試すようなことをする。
⑬友人や配偶者、恋人などに対して、加虐的になったり、コントロールしようとしたり、非礼な言動をする。
⑭他人は自分を傷つけたり、利用しようとするに違いないと思う。
大人になってから、親のことで次のように感じることがよくある
①感情的に親から離れるのに長い年月がかかった。
②親を訪問したり話をするのは自分から望んでのことではなく、義務感からであることのほうが多い。
③親は本当のあなたを知らない。
④子ども時代、あなたの家にはさまざまな問題があったのに、親はあたかも何事もなかったかのようにふるまい、さも楽しい親子関係があったかのように言う。
⑤親を完全に喜ばせることは不可能だ。
⑥親は自分(たち)の言動がどれほど強い影響をあなたに与えたかをまったく理解しない。
⑦親があなたに会いに来ることを想像すると緊張する。
⑧自分が親のように行動していることに気づくとゾッとする。
⑨親との接触を、一時的に減らすか断ちたい。
ダン・ニューハース『不幸にする親』から引用
久しぶりにやったら51コだった^^
あ、多いと思った?
それとも少ないと思った?
あなたはいくつ、当てはまったかな。
もうちょっとお付き合いくださいね^^
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以上の65項目のうち、もしあなたが22項目以上(3分の1以上)にイエスと答えたなら、あなたはたぶん、コントロールばかりする親のもとで育った可能性が高いといえます。
精神的に比較的健康な家に育った人でも、いくつかにイエスと答えることはあるでしょうが、3分の1にまでなることはありません。
不健康で過剰なコントロールをする親のいる家では、これらのことがよりひんぱんに起こり、程度も強く、子どもが受ける精神的・心理的ダメージもより大きいという、はっきりした違いがあります。
けれども、もしあなたがこれらの項目の多くにイエスと答えたとしても、「あなたは問題のある家で育ったので、人間として欠陥がある」ということではありません。
それは単に、「あなたは幼い頃に困難な状況に囲まれ、そのなかを生き延びてきた。
そのことは今でもあなたの人生に大きな影響を及ぼしているであろう」という意味にすぎないのです。
これを理解することこそ、心の傷を癒し、自分の人生を切り開いていくうえで最初に必要な一歩になります。
ダン・ニューハース『不幸にする親』から引用
―――
「毒親」と言う言葉があります。
初めて聞かれた方はびっくりされます。
あの・・・、毒親って言葉、これ私が名付けたわけではありませんのでね^^;
この本からもじられた言葉ですよ^^
毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)/講談社
こんな本もありますよ^^
不幸にする親 人生を奪われる子供 (講談社プラスアルファ文庫)/講談社
とっても考えさせられる本であり、すっきりさせてくれる本です^^
さっきのチェック項目で、チェックが多かった人、おすすめします。
読んでみてね^^
「毒親」っていうと、言葉の響きが悪いけれど、この事実を受け入れて、自分を変えようと頑張っている人が世の中にたくさんいることを知ってほしい。
私もこれまでいろんなことがあり、このブログに書いてきました。
当時はものすごく辛かった。
死にたかった。
でもね、今となっては、これらはすべて、私にとって必要不可欠な出来事だったなぁと思うの^^
必要必然ベストなタイミングで、私に起こるべくして起きたんだなぁって^^
だいじょうぶ、あなたが今悩んでいること、それは必ず意味がある。
その意味が分かる日は、必ずくる。
そして、必ず、今いる暗いトンネルからぬけられる日はくるよ^^
一緒に幸せに向かっていこうね。