息子の高校入学式。。 | 美容師・本村穂蓉のブログ           国家資格キャリアカウンセラー・ゆだねの会主宰          

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髪に触れさせて頂く方々が・・・
   より元気に
より楽しい気持ちに
・・・なりますように。

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こんにちは! 本村穂蓉です。
お読みいただきありがとうございます。感感謝

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息子の高校入学式。。





昨日、4月12日は、
息子の、高校入学式でした。


朝5:30に起床。
中学生になったばかりの娘に、
自分での身支度を御願いして、
ボク、家人さま、息子の3人は、7時8分の電車に乗り、
入学式へと向かいました。


家人様は、
その日から寮生活となる息子との別れが悲しい・・と、
ウルウル・・・・涙目となる時間も多くて、、
母と子の絆を、
あらためて感じさせていただいたりして。



息子が御世話になる、
本年度の高等科一年の新入生は、12名。
付属中等科からの進学者を含めても、
一学年36名、一クラス。
少人数制の学校で、
創立から、今年で、98回目となる入学式。
中等科男子部・女子部
高等科男子部・女子部
、、、との合同の式典でした。



8:30に現地に到着して、
事務手続きを済ませて、会場に入ると、
すでに多くの保護者の方々が会場内に入っておいででした。



式典は、
吹奏楽部による演奏ではじまり、、
学園長先生が、

「これらの人々を自由学園の名において、
 同志 同学 同行の友として迎えます。」

・・・との入学宣言をしてくださいました。



多くの歓迎の拍手を浴びた新入生たちは、
緊張感が溢れてて・・・・
それぞれに、気を引き締めている様子が伺えました。



式典後は、
親子は分かれて、
それぞれの場所に移動。



保護者は、男子部の講堂にて、
中等科・高等科の保護者としての挨拶。
担当教諭の御挨拶。
部長先生の御挨拶・・・と続きました。



保護者の挨拶は、
みなさま、落ち着きがあり、
理路整然と御話なさっていて、
持ち時間1分間という制限の中での、
半端無い、プレゼン能力に、
驚愕したりしたのですが(笑)。
ほとんどの方々が、
御本人や、すでに、お子様方が、
この学園に関係しているとのことで、
なるほど・・・と、深く納得したりして。。



お顔あわせの後は、
保護者歓迎昼食会の場へと。。。
・・・と、向かおうとしていると、


「 モトムラサン!!!! 」


、、お声をかけてくださったのは、
息子の担任の先生、、
御挨拶の後、おっしゃったのは、


「 入寮式の際、高等科男子部の保護者代表として、
  在校生、新入生に、エールの言葉を、
  2分程度で、おねがいできませんか? 」


・・・・マ、、まじか、、、( ̄_ ̄ i)。。
学校卒業生が多い保護者の中、ボクが、、???
、、、とは思ったのですが、
御願いされる事は、試され事という言葉もあるので、
そのままに、引き受けさせていただいて。。 



傍らの家人様が、

『  先生、何の御話だったの?? 』

と、聞いてきたので、その事を伝えると。。


『 えーーー???(笑)』


・・・だよね。。ボクも、そう思う。。



その後、
保護者歓迎昼食会の会場となる、
広い講堂に入ると、
日本各地から、歓迎に来てくださった、
在校生の保護者の方々が、
盛大な拍手で迎えてくださいました。
その数、何百名。。。(驚)。。。( ̄□ ̄;)。


各テーブルには、
お世話係の父兄の方が、お1人いらっしゃって、
その日の歓迎会の、お食事を、
配膳してくださいました。


「 ありがとうございます。
  どちらから、お越しなのですか? 」


・・・と、お聞きすると、


『 三重県からです♪ 』


、、との御答え。
そんな遠くから、この日の、この時のために、
お越しいただいているとは。。。



聞けば、この歓迎昼食会の準備は、
今年の1月から、毎週土曜日に行われていたのだそう。。
無理のない範囲で、
みんなと作業を共有しながら・・・・なのだとか。
メニュー表も手作り、
名物の、


「希望満充(きぼうまんじゅう」
*昭和10年から女子部で出されている、
 サツマイモの餡を生地で包んで焼いたお菓子


、に立っている、
その旗は、遠くて参加できない方々が、
参加の気持ちを表し、届けてくださったのだとか。
我が子の入学式の際に、
同じように歓迎してくださった父兄の方々の伝統を、
御自身も守られていらっしゃるのだそう。。
なので、
よい刺激をいただいて、、
ボクも、次年度は、参加しようと思いました。
こうして、人の想いを通して、
伝統は紡いでいくのかもしれません。。  



各テーブルには、7名程度の構成。
ボク達のテーブルには、中国人の方がいらっしゃって、
お話を、お聞きすると、
中国で学校を経営なさっていて、
偏差値教育だけでは社会では通用しないから、
この学校の人間教育を、息子が学び、
中国の学校運営で活かしていきたい、、
・・・とおっしゃって。



日本以上に偏差値教育が旺盛な隣国の方が、
こうして、この学校を選んだ理由には、
学園の思想である、

「 同志・同学・同行 」

。。。があります。。。とのこと。
いろんな想いで、今日を迎えておいでなのだと、
新たに感じたりしました。。



美味しい昼食をいただき、
三重県から御奉仕としていらしていた保護者の方に、
御礼を伝えさせていただいて、
ではでは・・・・入寮式の為に、寮へと。。。



この学校の寮は、学生の自治区。
寮母さんは在住してくださっていますが、
基本、寮生約150名が、すべての役割を担っています。
入寮式では、先輩生徒さんたちが御挨拶をしながらに、
ルールや、係りの説明をして、
その後、
寮担当の先生や寮母さんが御話をしてくださいました。



テレビや、ラジオは、もちろん、
スマホなどの通信機器は持込厳禁。
お菓子、漫画、ジュース等も禁止。
洗濯は手洗い、
朝食は、5名の生徒さんが、
寮母さん1名と、150人分の朝食を、
朝5:00から調理して・・・・、
親との連絡手段は、
緊急連絡以外は、「手紙」にて。。
そんな寮生活を、これから息子は過ごします。
なので、寮の関係者のみなさんとの、
今回の、この、お顔合わせは、とても重要。。。


入寮式が進み、
中等科男子保護者代表の方が、
お言葉を述べられて、、、
そして、ボクが、御話をさせていただきました。


新入生徒の皆さん、入学おめでとうございます!!
そして、保護者の皆様、おめでとうございます。
学校の先生方、おめでとうございます・・・・。
*なんで?先生に、おめでとう?・・・と言ったのか?
 瞬時に反省しましたが、
 気を取り直して(笑)。

      



自己紹介を簡単にさせていただいた後、
2分間の、お時間をいただきます、
と、お伝えさせていただいて、


「 担任の先生から、
  在校生の方にエールを、とのことでしたが、
  今回は、いままでに感じた感謝の気持ちを、
  御伝えしたいと思います。
  この学園の創立者は、教育目標の一つに、
  社会に影響力のある人間を目指す、
  とおっしゃっています。
  ですが、すでに、私は昨年7月の寮体験から、
  皆さんに、たくさんの影響をいただきました。
  学ばせていただきましたし、
  気付きもいただきましたし、
  感動の涙もたくさん流してきました。
  そして、何よりも、この学校を、
  選択させていただくということに関して、
  みなさんの影響があったからだと感じております。
  ですから、皆さんは、すでに影響のある存在という
  ことであることを知っておいてください。
  その事に関して、本当に、感謝しています。
  ありがとうございます。


  そして、新入生の皆さん、
  入学おめでとうございます。
  入学式の際に、たびたび、いろんな方から、
  神についての、お話がありました。
  その神という存在は、パーフェクトであるならば、
  神の存在ではない、私たちは、
  パーフェクトな存在ではない、、
  ということになります。 
  ・・・ということは、足りないものがあるという、
  そういう存在が、
  私たちの姿である意味となりますから、
  できない事や、知らない事があることを、
  恥じることなく、よい意味で、先輩や先生方に
  甘えて、学んでください。
  創立者は、神は、人と人の間に存在する・・・と、
  おっしゃっています。
  人は、足りないものがあるからこそ、
  お互いに助け合います。
  その人と人との関わりの中に、
  神は存在するのだと思います。  
  だから、できないことを恥じることなく、
  知らないことを恥じるのではなく、
  よい意味で、先輩や先生方に
  甘えて、学んでください。
  以上です。 」


 。。。そんな風に、御伝えさせていただきました。


その後、
各・寮部屋に行き、室長である先輩生徒さんに、
寮内を案内していただきました。


途中、中学二年生の生徒さんが、
洗濯機で、玄関マットを数枚、
洗濯機に入れていていたので、聞いてみると、

「 係りなんです♪ 」

。。。と、御答えくださいました。
こんな風に、一人一人に細かく役割が与えられ、
その責任を学んでいくのだそう。


寮部屋に戻ると、
息子が、なにやら険しく、
ボクをみていたので・・・・
家人様が、近寄って、


「 保護者代表の言葉は、
  パパが、頼まれたんだからね(笑)
  自分で、手を挙げたわけではないからね(笑)」


。。。と、フォローしてくれて(笑) 


『 ・・・なら、いいよ! 』


、、、息子の表情が柔らくなって。。


最初から、目立たない、、というのが、
息子の新入生としての、入り口なのかもしれないけど、
まぁ・・・、しょうがない、、
ありがたくも、先生に頼まれたのだから(笑)
そう息子に伝えました。



そんな昨日を経て、
明けて、今日からは、
我が家は、1人少ない家族構成にて、
日々を過ごすこととなります。


家人様も、娘も、
いままで、そばに居た、息子の存在に、
直接触れるコトは出来ないけれど、
その存在を、
今迄以上に意識しながらの日々となると思います。



今朝から、5:30の起床となる、息子は、

「 こんなに厳しい環境に、放り込んで!!!! 」

・・・と、思っているかも知れないけれど、、
まぁ・・・仕方がない(笑)
それが、いまの君には必要なのだから。。
その分、パパも、家人様も、娘も、
自分自身に厳しく向き合うことをはじめると思うし。。
だから・・・
想いの面にて、
一緒の時を過ごしていることに変わりはないから、
がんばりなはれ!!!!


、、、と、いまに、想っていたりします。

           γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ