腸の消化吸収やぜんどう運動を促す外側からのアプローチとして「腸マッサージ」と
「腸もみ」をご紹介します。
指を立てて強く押すなど過度な刺激はNG!
腸の動きをサポートするつもりでやさしく行ってください。
ストレスからくる便秘に! 「腸押し」でするっとリセット
腸マッサージのやり方
腸マッサージ
朝目覚めたときや、あと少しでお通じがありそうなときなど、
鈍っている腸の働きを促すために有効な基本の腸マッサージです。
両手を重ねて右脚の付け根に置く。
時計回りに円を描くように両手で優しくお腹をさする。
お腹が温まるまで20周くらい続ける。
大腸もみのやり方
便秘がつらく、お腹の張りを感じるときには、
便通を促す大腸もみがおすすめ。“大腸の角”を意識してゆったりと呼吸をしながら行いましょう
両手の指を揃えて、指先はたてず手で面を作る。
大腸の4つ角をやさしく押すように、右脚の付け根の角から時計回りで順番に刺激する。
便が詰まりやすい左脚の付け根の角は、手でじっくり圧をかける。
すぐできる! お手軽「腸活習慣」
腸活をいくつか同時に取り入れることで、より高い相乗効果が期待できます。
一気に全部取り入れるのが難しい場合は、できることから始めてみてください。
今日からすぐに実践できる、お手軽な腸活習慣をご紹介します。
朝一杯の水を飲む
朝、目覚めたらコップ1杯の水を飲むことで腸が刺激されます。
眠っていた腸が動き出し、自然なお通じが期待できます。
冷たいお水は胃がびっくりしてしまうので、常温の水か白湯がおすすめです。
腸を温める
腸を温めることで、腸の働きが活発になります。
内側から温めるには温かいスープがおすすめ。
腸活フードの野菜、きのこ、海藻などを入れた味噌汁は、毎日でも取り入れたいメニューです。
外からお腹を温めることも立派な腸活。夜はシャワーで済ませず、
ゆっくりと湯船に浸かることで体を芯から温めます。
体全体が温まることで腸の動きがよくなるだけでなく、
睡眠の質も上がり一石二鳥です。