オートファジーの効果についてまとめておきます。

・細胞内の不要な物質を分解する
・細胞内部を障害から守る
・不要なタンパク質をアミノ酸にリサイクルする
・飢餓時に栄養素を作り出す
などが分かっています。

細胞が健康に生きていくためには、細胞内を常に入れ替えていくことが大切になります。

実は僕たちの細胞は、毎日増えたり減ったりして入れ替わっています。

ずっと掃除をしないと部屋が散らかってゴミが溜まっていくのと同じで、

実は細胞内にもゴミが溜まっていきます。

この不要なゴミが溜まっていくと、細胞が汚れて異常事態になるので、

身体の色んな部分に悪影響が出ます(ALSやパーキンソン病も

細胞内に異常なタンパク質が貯まることが特徴の一つだそうです)
この不要なゴミを分解して、細胞内を健康に保つ役割をしているのが

日常的に行われているオートファジーです。

そしてゴミだと判断された不要なタンパク質は、アミノ酸にリサイクルされます。

そしてそのアミノ酸が再合成されることで、

また体内で新しいタンパク質が作られるという仕組みです。
(タンパク質は、20種類のアミノ酸が色々な順番でつながったものなのです)

細胞がどんどん生まれ変わっていくので肌つやもよくなるし、

体内からアンチエイジングの効果が得られると言われているのですね。

オートファジーが活性化する時、

それが、『空腹(飢餓状態)』の時で、体が飢餓状態になると、

焦った細胞は自身の一部を過剰に分解して、それを栄養素にしてしまうというわけですね。

この空腹時のオートファジーはだいたい最後に食事を摂ってから、

12時間〜16時間後に活性化すると言われています。
このオートファジー活性化の時間が、空腹ダイエットのもとになってたりするのですね
   このあたりから半日断食も効果があるということなのです。