Q:座浴後に帰られたお客様から、頭痛がすると連絡がありました。
どのように対応すればよいのでしょうか?
A:皆様よくご存じのように、毛細血管を拡張し血液循環を促進して、細胞組織を活性化の手助けをしてくれる座浴。
可能性①
滞っていた血流がよくなり、脳内の血管が広がることにより、血管の近くを通っている神経や、まわりの筋肉を圧迫して頭痛がおこったとも考えられます。
日常生活において頭痛を感じているのか、だとするとそれは片頭痛なのか緊張性頭痛なのかを、カウンセリング時に必ずチェックしましょう
片頭痛の方は温めすぎ
マッサージ、飲酒、脳に刺激を与える行為
対処法
冷たいタオルを首や目に当てることをおすすめする。
(冷やしすぎ10-15分位)
アドバイス
十分な睡眠と規則正しい生活、ストレスや疲れの解消を心がけましょう。
頭痛は、身体の疲れだけでなく、悩みや心配ごとがあるとひどくなったりもしますので、穏やかな心でリラックスできる工夫をしてみましょう。
吐き気やしびれ、頭が割れるような痛みを伴う頭痛は、脳出血やクモ膜下出血、脳梗塞、髄膜炎など深刻な病気のサインである可能性が高いので専門医に診断をオススメします。
対処が遅れると、取り返しのつかない事態になりかねませんので
素人判断で対処せず、すぐに専門医を受診しましょう。
血流の滞りが大きな原因でもある緊張型頭痛の場合
適度に温めることは
肩や首筋の筋肉の硬化やストレス、精神的な要因が元で発生するといわれているので、座浴時にはまず背中~肩~首~後頭部の広範囲=督脈の部分を意識しを温めてみましょう。
凝り固まっていた筋肉が緩み、圧迫されていた神経も楽に。
肩~首の血行が促進されれば、頭部への血行もスムーズになります。
肩~首の血行が促進されれば、頭部への血行もスムーズになります。
その他、座浴後の好転反応には、だるさ・ほてり・眠気・などいくつかありますが、体内に溜まっている老廃物や毒素が、排泄されようとして、一時的に血液中に集まるために起こる現象なので、予め理解し座っていただけるよう十分なご説明をお願いいたします。
株式会社ファンジンジャパン
徳江清香
のワンポイントレッスンでした