このブログを読む方は占星術が初めての人もいらっしゃると思います。
文字の方が分かりやすい方もいるかもしれないので文章化してみました。
再度自分のコメント部分を見直し、私自身の視点も加えてあります。
なぜそうなるのかは、分かりやすく図で解説してくれてるので、ぜひ動画の方をご覧ください！
今年の春分は3月20日 12:06に春分を迎えます！
日本がある東経135度線では、太陽が昼に南中する時刻に春分を迎え、太陽の力が最大限になっています。
西洋占星術では、春分点＝牡羊宮0度なので、正確には12:06:25が太陽が牡羊宮0度になるタイミングです。この瞬間から牡羊宮の季節が始まります。
まず、アセンダントは蟹座、MCは牡羊座。共に活動宮です。全惑星が平均以上のスピードで順行しており、物事が成就するスピードが早くなりそうな印象です。考えるより行動、立ち上げ感、新しいスタートの気運に満ちていますが、何かと気忙しい一年になりそうです。
蟹座は水象サインです。今年は良くも悪くも、水に関わる事象が注目を浴びるのではないかと思っています。
アセンダントは国民一人一人のテーマを表し、チャートルーラーの月は２ハウスにあり、お金、衣食住、生活上の関心と不安が大きくなりそうです。
国から値上げや増税の話もやってきそうですが、国民の貯蓄や投資などに対する関心も高まりそうです。
今の日本の状況、法律、経済に調和を取り戻したいという社会的な要求から、日経平均株価の上昇や非課税の新NISAなど個人投資の話題は注目を集めそうですが、国が奨めてくることには裏があるかもしれません。安易に手を出すと損失の憂き目に合う可能性があります。専門家の意見を聞いて、慎重に検討した方が良さそうです。
チャートの中で幸運となるポイントは金星と木星のミューチュアル・レセプションです。
金星と木星は共に吉星で、どちらも強力です。力を発揮しやすく互いに恩恵を与え合っています。
特に木星は11ハウスにあることで幸運が高まる配置にあり、天から恩恵が降り注がれるかのよう。
９ハウスと11ハウスに関わりのあるテーマで、世界全体が楽しい方向、人との繋がりが広がっていくような、何か喜ばしいことや発展の兆しが見られるかもしれませんね。
金星はシステムや制度といった土星と共にあることから、社会の大きな仕組みやシステムが統合していくような考え方にシフトしていく、なんてことがあったらいいなと思います。
９ハウスが海外、旅、宗教、法律、高等教育機関、国際機関、遠いところ、宇宙、占星術など
11ハウスが幸運、理想、友愛、希望、未来、発展のための長期的な希望、共同体など
を表しています。
2024年はパリオリンピック（7/26~8/11）や国際大会や芸術の祭典などが盛り上がりそうです。大谷翔平選手の世界的な活躍も目覚ましいですね。日本でメダルや賞をとるなど日本選手が活躍し、優秀な成績を残すなどがあったら嬉しいですね！
木星は牡牛座にあり、支配星の金星は9ハウスが表す海外にあるので、フランスへの関心が高まり、グルメブームだけでなく、美やファッションやアートが流行するかもしれません。
また、木星は天王星と合になっているので、科学技術の分野において、グローバルで革新的な共同研究及び開発が進むかもしれません。
ChatGPTなどの人口知能（AI）、9ハウスは語学を表すので翻訳テクノロジーの技術開発は益々加速度を増し、一般の人が使いやすいようになったりして世界に広がっていきそうですね。さまた、昨年から引き続き宇宙開発も注目を浴びそうです。
冒頭に述べた通り、アセンダント蟹座は水象サインです。
日本は水の恵みが豊かな国です。水不足が大きな問題になっている中国資本により、日本の山が買収されていることは有名ですね。
普段あって当たり前と思いがちな「水」ですが、もし水質が脅かされたりすれば、私たちの身体の中を巡る水も同じように汚染されていき、健康をも害することになります。
そして、「水」は解明されていないことが多く未知の研究分野。フリーエネルギーに繋がるような科学研究が注目を浴びるのではないでしょうか？
さらに、世界各地でキブツのような自給自足のコミュニティや村作りが若者の間で話題になっています。より高い理想的な共同体の在り方と実現を求めて、今年は海外各地のコミュニティに拠点を持ち、旅するように滞在するなど日本と海外を行き交う若い人が増えるかもしれません。
また、人道主義的な問題が注目を集め、市井のボランティアや奉仕精神を持った人々が助け合い、社会の健康や教育を改善しようとする動きが活性化してくるかもしれません。
11ハウスの支配星である金星は４ハウスの天秤座も支配しています。
コミュニティの基盤となる土地や不動産に対する関心が高まりそうですが、損失を表すドラゴンテイルが入っているので、地震が気になります。
一方、このチャートで気になる部分についてお話します。
まずは、８ハウス水瓶座にある火星です。火にまつわる自然災害や事故、生死問題が懸念されます。また、ウクライナ、パレスチナ、台湾有事などの戦争に対する不安や心配はありますが、27度は後半の度数で次のサインに向かおうとしています。11ハウスの木星がセクスタイルの吉角を結んでいるので、国際的な協調が功を奏して、平和に向けてこう着状態が溶けていくことを期待したいです。
また、火星は２ハウス獅子座にある月とオポジションになっており、また、月と冥王星のオポジションも気になります。２−８ハウスのお金というテーマで抑圧や損失が起きる可能性があります。冒頭で述べた通り、個人投資や銀行などからの融資や借入はくれぐれも慎重に検討するなど細心の注意が必要です。
２ハウスの月、８ハウスの火星、11ハウスの木星で形成されるTスクエアは経済に強い緊張感をもたらしそうです。
次に、９ハウスの土星を見て気になったのは、流通の問題です。今年は物流業界で2024年問題と言われる国内流通および、紅海での紛争が発端となった輸出入の停滞が懸念されます。
幸いなことに土星の状態は良く、合になっている金星と、11ハウスにある木星という２つの吉星との吉角があるので、心配は緩和されるでしょう。大幅な値上げや品不足ほどにはならないかもしれませんが、一応、今までとは違うのだと心づもりはしておいた方がいいかもしれないですね。
国のリーダーを表す太陽は子午線上に触れて南中していますが、MCからわずかに後退して力が弱まっています。チャートルーラーの月は獅子座にあって太陽とトラインでレセプション。月は太陽にサポートされています。もし首相の交代劇が起きるとしたら、次は月が表す女性なんてこともあるかもしれません。
勢いのある年になりそうです。時には立ち止まって、自分の内面の中にある水面の波紋を静かに見つめる時間も大切に過ごしたいものです。
一人一人にとって素晴らしい年になりますように。
2024.03.20 春分