4/16-17は、長野県飯山在住の丸山祐一郎さん、はるさんご夫妻のお宅にお世話になり、風を鳴らす”スピリッツキャッチャー”という風の楽器を作ってきました!
はるさんご飯がめちゃくちゃ美味しくて、エコなライフスタイルも素敵💕
満月の日に満開の桜🌸
目の前に広がる高社山(たかやしろやま)は縄文時代からの信仰があり、山から降りてくるエネルギーがまた素晴らしいのです。
ビュービュー吹きわたる風の大歓迎を受けながら、木の枝を小刀で夢中になって削るなんて初めての経験。
出来上がったときの喜びは大きかったです!
スピリッツキャッチャーは、元々ネイティブアメリカンが山の上から他の部族とコミュニケーションをするのに使われてきたそうです。
弓にガットや糸を張って、風が自然に鳴らす楽器。
ヨーロッパの洞窟の壁画にも描かれているそうです。
ギリシア神話には、風神アイオロスに由来するエオリアンハープという自然に吹く風により音を鳴らす楽器が出てきます。
私はいつの頃からか、音を奏でるときは、風が先生なんだなって思うようになりました。
どこからともなくやってきて、フワッと頬をなで、またどこかに去っていく。
風はどこから吹いてくるのでしょうか?
どんなメッセージを伝え、今度はどこに行くのでしょうか?
まるで意志があるように感じられるときも。
古の人は風の音になるかならないかの狭間にある微細な振動を聴いて、さまざまな精霊や聖なるスピリットを感じて、心の中で対話してたんじゃないかな。
マリオさんの、「いい音だなぁと感じながら音に委ねると、それは自然に遠くの山や木、大勢の人にも必ず届いていくものなんだよ…」というお話しがすごく響いています。
古から伝わっている民族楽器や自然の音というのは、雑音と呼ばれている音や揺らぎがあって、それがとても大切なんだなぁ。。。
私たちは大人になると、音楽、歌をうたうことや楽器の演奏をするのは、特別な訓練をした才能がある人がすることだと思ってしまってます。
確かにそういう面もあるのかもしれないけど、音を楽しむって本当は誰にでもできることで、楽譜もいらないし、思ったまま自由に感じたようにやればいいのだ。
演奏する人も聴く人も本当はいないし、
癒す人も癒される人も本当はいないんだよね。
エネルギーはお互いに同時に循環しているのだから。
最後に、樹齢700年の銀杏爺に連れて行ってもらいました。
飯山市瑞穂地区の神戸(ごうど)集落を見守るように佇む、大きな大きなイチョウの木。樹高36メートル、樹齢約700年と伝えられている巨木「神戸の大イチョウ」 11月下旬には全体が黄金色になるそう。
ものすごい風が吹いてきて、「これは銀杏爺の音だよ...」
銀杏爺ありがとう〜