こんにちは、
心理コンサルタントの横山ゆかです。
(内観のプロはこんな人^^)
本日もブログをお読み頂き
ありがとうございます。
本日も、他愛のないお話に
お付き合い頂けたら嬉しいです^^
☆
☆
☆
これを読んでいるあなたは
自分を好きになれない。
できない部分や弱点を
受け入れることができず
・誰と関わっても
勝ち負け、優越が判断基準となり
恋人やパートナーでさえ
競うような関係になってしまい、虚しくなる
・相手と行き違いが生じたとき
自分に悪かった部分があっても
素直に謝れなかったり
自分の非を認めることができず
相手を責めたり、怒りをぶつけてしまい
関係が壊れてしまう
最終的に
・人と表面的な付き合いはできても
深い関係にはなれない。
一線を置かれてしまい、寂しい。
・恋人やパートナーと喧嘩、衝突が多く
ギスギスした関係になりやすい。
2人の間に愛情がなく満たされない。
・弱点やできない部分を
自分で毛嫌いしているため
そんな自分が人に愛されるわけないと思いこみ
自分から人に壁を作ったり
人の好意や愛情を素直に受け取れない。
●心に問題がある人を
恋人やパートナーに選びやすい。
こんな状況に陥っていませんか?
私のカウンセリングでは、
「自分を好きになれないから
自分を好きになりたい」
「自分のダメな部分やできない部分を
受け入れられない」
こういったお話が必ず話題に上がります。
カウンセリングを通して
自分の心と向き合い、
感情のコントロール力をつけていっても
最終的に残る問題でもありますが
恋人やパートナー、
近しい人と、心が通い合った関係になれなかったり
ケンカや感情的なやりとりが多いと
生活の質が下がってしまうし
だんだん虚しくなってしまいますよね。
カウンセリングで対話を重ねる中
「自分を好きになれない」
「自分のダメな部分やできない部分を
自分で受け入れられない」
と藻掻き、同じところをグルグルしてしまったり
頑張っても、できない部分を含め
自分をいいと思えない、1番の原因は
自分の弱点やできない部分を許せておらず
人を通して、その自分を救おうとしていたり
弱点やできない部分を受け入れてくれなかった人への感情を
疑似的に発散しているからでは?
だと考えるようになりました。
自己受容は「許し」の上にある。
これまでブログで
自分との関係がうまくいっていないと
他人を通して自分の問題が出てしまうため
普段、自分とどう関わっているかが
他人と関わった時にも出てしまうから
自分の問題を改善し
内面を整えることが大事ですよー
と書いてきたのですが
特に恋愛やパートナーシップなど
親密な関係では
それが顕著に出やすいと感じることが多いです。
(関連記事:彼と気持ちが繋がった、
例えば、自分に完璧を求めている人は
人にも同じレベルを求めがちで
ちょっとでもできてない部分があると
それを責める傾向がある、などです。
本題はここからで
自分の弱点やダメな部分を受け入れられないと
恋愛やパートナーシップで
どう悪影響を及ぼしてしまうかというと
自分のダメな部分や弱点を受け入れていないと
相手のその部分が見えた時
相手に自分を投影してしまうため
それを許せなくなり、過剰に怒ってしまったり
相手を責めてしまう。
自分側の問題で勝手に「無能」「悪い人」認定し
相手を嫌いになったり
味方だった人を敵にしやすく
最悪は孤立に追い込まれる...
こういった怖い側面があります。
愛着障害の人に限らず、
わたしたちはみんな
良くも悪くも
自分と似た人と仲良くなる傾向がありますよね。
ということは、相手も自分と同じような
欠点やできないところがあるわけなんですが
ダメな部分も含め、それでも愛される!
と思えないわたしたち。
ダメな部分や欠点があったら
人に嫌われる。
人に離れられてしまうかも。
と、思いこんでいるわたしたちは
自分のそれを拒絶しているため
相手の短所や欠点、できない部分を見ると
自分を重ねて反応していることはないでしょうか。
例えば、私の場合だと
おっちょこちょいで
要領よくできないところが嫌いでした。
特にこどものころ
失敗したりうまくできないと
強く怒られたり責められたことが
多かった影響を受けたからです。
それで大人になり
恋愛しても相手に依存的になり
ケンカが多い恋愛を繰り返していたのですが
恋愛依存してた当時の彼も
おっちょこちょいで手際が悪いところがあったり
共感性に欠ける部分(これは母と似ている)があったため
イラっとする瞬間が多く
彼を責めたり、怒ることが多かったんです。
当時の心境を整理すると
自分のおっちょこちょい、
要領が悪い部分が嫌い
↓
特に母親に要領よくできない部分を
頭ごなしに怒られたことが多く
萎縮してしまったり、傷ついていた
↓
私が悪いから母が怒ると
自分を責め、否定するようになり
母に否定された部分を「悪い」と思いこむように
↓
彼が自分と同じような欠点、
できない部分があるとわかると
まるで自分を見てるような錯覚を起こす
↓
母に怒られた時の嫌な気持ちや
自分を責められ、否定された苦しい感情が蘇り
彼を責め、怒ることで
母親への感情を解消しようとしたり
彼のダメな部分を治させることで
自分の悪い部分を治し、
愛されるように自分を救済する、みたいに
擬似的に自分の傷みに対処しようとする
こんな2つの心理になっていたと思います。
これは、伝わるように説明するのが難しいし
ここまで深く内観できるようにならないと
わかりにくいかもしれませんが
わたしが彼に向けている怒りや
激しい情動は
元々はわかってくれなかった母に対してのものと
わたしのコンプレックスからきているものだと
腑に落ちてわかったときから
ケンカが多い恋愛は改善されていったように感じます。
過去の体験や、特に母に対しての気持ちを振り返るのは
けっこうキツかったのですが
わたし自身がいかに母に対しての想いを恋愛に持ち込んでいたか。
いかに母に否定され、わかってもらえず
欲しかった愛情がもらえなかったことが寂しかった
腑に落ちて気づいた時、妙に冷静になれたからだと思います。
このようなわたし自身の体験から
できない部分や自分の弱点を
自分で受け入れられないのは
それを自分を許せていないからだと考えているんですが
自分を許せないときは
自分を責めたり、否定していたり
自分を恥ずかしいと感じていることが
多いのではないでしょうか。
その自分を許せない気持ちの矛先が
恋愛やパートナーシップになると
相手に向けられやすいのですが
心の根底にある自分を許せない気持ちが
相手に向けられ
自分で受け止め、
理解しようとしないから
恋人やパートナーと
ちょっとしたことで口論、ケンカになったり
うまくいかなくなってしまう。
でも、自分の欠点やダメな部分を
自分で認めたり、向き合うのがたまらなく怖く
他人にそれをすり替えているにすぎず
自分の欠点やダメな部分は
けして「悪い」存在ではなく
あなたがそう思いこんでいるだけ、なんです。
自分の欠点やダメな部分を
自分で許せていない状態だとしたら
あなたは一体
誰に許されたいのでしょうか。
できない部分や自分の弱点を
自分で受け入れられないのは
↑
でも書いたとおり
その部分を誰かに拒絶されたり、否定されたり
怒られて傷ついたという
強烈な体験があって
当時の自分が、二度とそんな想いをしないぞ!と
戒めにしているから。
では、その原点はどこ?
自分を許し、
むやみに人に怒ったり、感情的にならず
穏やかな関係を築きたいなら
向き合わないといけないのは
この部分だとわたしは確信しているんです。
自分を許し、どんな自分も受け入れる2ステップ
ちょっと、話はズレますが
私は
自分の物事の捉え方=認知や
人との言動を壊しかねない行動が変わるのは
感情が動いた時だけだと思っています。
「変える」ではなく「変わる」と書いたのは
変えようと頑張らなくても
無理に動かそうとしなくても、
感情が動けば、いろいろなことが自然に変わるから。
例えるなら
補助ありの自転車から
すっと補助なしの自転車に乗れるようになった
こんな感覚です。
こんな理由から、自分のできない部分やダメな部分は
「悪い存在ではない」と納得し
自分を許していけるように
感情を作ることがポイントですが
それにも準備が必要です。
この時に大切なのは、
・自分が恋人やそれ以外の他者に向けている
怒りを始め、人を責めてしまうことや
感情任せに相手の人格を否定しやすいのは
自分で自分の弱点やできない部分を「悪」とし
それを許せず、排除しようとしていたり
自分が1番否定していると腑に落ちて気づき
それを認めること
・自分がそうしてしまうのは
自分の弱点やできない部分を
1番重要な人に許されたことがなく
それどころか否定された、
その人の思う通りの人物にしようと
コントロールされたなど
本当の自分を理解されず、受け入れてもらえなかった。
その時の傷つきが尾を引いていると
納得して気づくこと
が重要だと思っていて
ここに到達するには
時間を掛けて、小さなことから大きなことまで
自分の過去の体験を振り返って整理すること。
過去の体験が
現在の自分にどう影響しているのか。
点と点を線で結び
1つのストーリーそ組み立てていき
自分がいかに、親(特に母親)の影響を受けているか。
自分がいかに、親(特に母親)に振り回され
うまくいくはずのことがうまくいけていないか。
自分自身でそれを知ること=目を反らさないこと
が重要で
このために内観力を高めることが必要なのです。
自分がいかに、親(特に母親)の影響を受けているか。
自分がいかに、親(特に母親)に振り回され
うまくいくはずのことがうまくいけていないか。
こういったことを考え、整理するのは
すごく苦しい作業だし
中には思いだしたくもないようなこともありますよね。
わたしもそうでした。
でも、自分が親の影響を受け
関係のない人にまで嫌な想いをさせていたんだ。
自分自身の罪ではないけれど、
関係のない人をさんざん傷つけてきたんだ。
と認めることで、「もうやめよう」と決断できることって
たくさんあるとわたしは考えています。
もしこの境地までたどり着き
「彼にぷんぷんするの、やめよう。
だって彼を代替えにして
親に愛される疑似体験をしようとしているだけだから。
それって本当にしあわせじゃないし」
「彼の行動を監視して、過干渉になって
自分の思う通りに変えようとして
怒ったり、感情的になるもの、やめよう。
わたしは単に、
彼を通して自分を正そうとしているだけで
本当に大事なのは、自分で自分を理解することだ」
と自然に想えるようになったら
他人に怒ったり感情的になることは
かなり減っていき
大切な人との関係も改善されていくのです。
大切なのは、自分の中に沸き起こった
様々な感情や思考の仕分けをできるようになること。
弱点や欠点、できないところがあるのはみんな同じ。
それでも、あなたがそれらを受け入れられず
そんな自分を許せないのは、何か理由があります。
その理由を自分自身で理解してあげることで道は開けるのです。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
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