こんにちは^^
心理コンサルタントの横山ゆかです。
(内観のプロはこんな人♪)
いつもブログをお読み下さり、
ありがとうございます。
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今回は
自分を変えたいときに
大切なことについて、書いてみたいと思います。
カウンセリングやセラピーを既に受けている人
これから検討している人
今は一人で自分と向き合っている人
それぞれの状況にいる方の、
参考になれば嬉しいです。
一方で、現在の心の状態によっては
厳しく感じられる内容も含みます。
ご自身の気持ちと相談して
読み進めてみてくださいね。
さて、さっそくですが
自分と向き合っても
うまくいかない時
自分を変えたい動機が
自分軸でなく
受け身の姿勢が強かったり
動機として不純なものが含まれている
場合があります。
自分と向き合い
自分を変えたいのは
苦しい状況を改善したり
大切な人と良好な関係を保つため。
最初はみんな、
ここから出発しますよね。
でも、スタート地点は同じなのに
そこから時間は掛かっても
状態が良くなる人と
ずっと停滞し、変われない人と
何が違うのか、
不思議に感じたことはありませんか?
・依存的な恋愛から抜け出したい
・人の言動を悪くとる癖を改善したい
・できない自分も含め
自分で自分を受け入れられるようになりたい
私のカウンセリングでは主に
このような理由から
来談される方が多いです。
しかしながら、わたしたちは不思議な生きもので
言葉で言っていることと、
行動が伴わないことや
言葉で言っていることが、実は本心ではない。
なんてことが起こりがち。
このため、自分と向き合っているのに
状況が改善されない
自分、変わってないなと感じたり
同じことを繰り返している場合は
そもそも、あなたの
「変わりたい、問題を改善したい」は本心なのか。
自分を疑い、省みることを
して頂きたいと思っています。
本心は「行動」に出ます。
言葉では変わりたいといっても
行動が伴っていないのであれば
変わりたくない、やりたくない、だったり
なんらかの抵抗が起きていて
無自覚に問題から逃げることを
自分で選んでいる、というサインです。
わたしは、このこと自体は問題ないと思っているし
責める気持ちはありません。
変わらないことも人生の選択に過ぎず
あなたは選んでいる自覚はないかもしれませんが
心理学的には自分の自由で選んでいることになり
それに対して降り掛かってくることも含め
自分に責任があるからです。
最後に苦しむのも、困るのも自分。
自分の人生の責任を
他者に負わすことはできません。
人生はそうなっています。
では、何が問題かというと
そのことに気づかない、自分で認めない状態で
形だけ、自分と向き合うフリを
続けてしまうことなんです。
そうすると、
カウンセリングやセラピーを受けている場合も
1人で向き合っている場合も
時間とお金を無駄にすることになり
そして、そのこと自体があなたを傷つけ
情けない気持ちにさせ
余計に自分を好きになれなくなる...
こんな悪循環から抜け出せなくなってしまうんです。
普段の自分の思考も行動も
最後は自分にはね返ってくるからこそ
問題から逃げず
真剣に自分と向き合う人だけが救われる
とも言えます。
あなたの変わりたいはホンモノか。
私は、自分と向き合う動機は
できるだけ、90%くらいは
「自分のために、自分の力で、自分を変えるんだ」
にすることがマストであり
不純なものは少ない方がいいと思ってます。
なぜかというと
自分と向き合う作業は
いいことばかりじゃありません。
むしろ、
向き合いたくない問題について
考えないといけない
自分の弱点や問題点と対峙し
認めなければいけない
など、心の負担
苦しく感じることも多いため
動機がしっかりしていないと
現実否認し
問題から逃げやすくなるからです。
逃げることは癖になり
簡単には治りません。
それはきっと、
あなたが1番わかってますよね。
あとは、熱量というか
「やる気」「本気」「根気」「勇気」といった
自分と向き合う時に必要な「気」が
いまいち弱かったりし
カウンセリングを受けることも、
自分と向き合うことも
どこか身が入らず
表面的に向き合ってるフリになりやすくなり
向き合ってるフリなので
問題の本質的なことを
解決できなくなってしまいます。
だからこそ、重複しますが
自分と向き合う、
カウンセリングを受ける時には
なぜ、自分と向き合うのか。
どのような目的があって
自分の問題を改善したいのか
その動機をチェックすることが
とても重要だとわたしは考えていて
動機がしっかりしていないと
そこから先、回復に必要なことを
積み上げていくことができず
プロセスが停滞してまうんです。
説明が難しいのですが
カウンセリングを受ける、自分と向き合うって
自分に問題があるから、ですよね。
それを認識している方は
全部とは言わなくても、
大事なところでは
自分の問題を自分で認めていると感じることが多いですが
そうじゃない人は、
自分ごととして捉えおらず
否認しています。
これまでのカウンセリング経験や
私自身の経験から、
自分と向き合う時の動機としては不純なんじゃ...?
と感じたものは
・カウンセリングを受けたり
自分と向き合うことそのものが
仕事上や周囲にアピールするための
パフォーマンスになっている。
↓
カウンセリングを受ける
自分と向き合っている自分は、
周囲の人とは違う。
(お仕事で)専門家として
これだけやってる自分は、偉いのだ。
ということを人に見せつけることで
自分を認めてもらいたい、存在価値を高めたい。
・恋人やパートナー、家族など
近しい人に自分の悪い言動を指摘された。
本当はそんなに悪いとは思ってない。
相手だって悪いのに...
という気持ちを持ちながら、
カウンセリングを受けている。
・カウンセリングを受けたり
自分と向き合う素振りを盾に
相手にも、自分と同じように
変わる努力を要求する。
つまり、相手を自分の思う通りに
コントロールする目的で
カウンセリングを受けたり、自分と向き合う。
=自分が変れば、相手も変わるのでは?
という思い込みがあり
巧みに相手をコントロールする手段にしている。
どうでしょう。
え、その動機は違うんじゃね..?
って、感じませんか?
相手をコントロール、
変わることを強いるためだったり
人に言われたから、
気持ちはのってないので仕方なく...など
動機としてどうなの?
と感じるようなことばかりですよね。
また、本来カウンセリングは
自分の力で自分を受け入れられるようになること
が、目的であり
誰かに見せつけるためではない。
でも、そういう心情になることは、
理解はできるんです。
私自身もカウンセリングを受けていた時
自分を変えるためにこれだけ努力してるんだから
恋人にも同じくらい頑張って欲しい。
それを主張しても私は悪くない!
くらいの気持ちでいたことがありましたし
自分の1番見たくないことや
認めたくないことを直視するのは厳しいと感じ
逃げたことも、もちろんあります(笑)
でも今なら、それが1番
自分を苦しめていたとわかります。
当時の私は、自分を救いたい!
という気持ちが不足していたから
自分を苦しめることしかできなかったのだと思うんです。
話は元に戻りますが
自分と向き合う
カウンセリングを受けて
自分を変えることの動機に
他人から言われたから...とか
相手を思う通りにしたいから...とか
自分は周りと違うんだ!ということを
証明したいからとか
巧な思惑、意図が隠れているのと
このままの私ではまずいという
危機感からそうする。
とでは大きく違いますよね。
後者の動機は主体的であるため
そこに、自分の「気」が入っています。
「気」があるから、
そこから、状況を改善するための
エネルギーを生み出すことができ
「気」があるから、変わっていけるんです。
なんというか
やる気スイッチがガチっとハマってる感じで
自分で思考錯誤しながら
自分と向き合い
自分で道を切り開こうとします。
でも、自分の意志が弱かったり
そもそ自分の問題点を認めてらおらず
巧みな思惑がある場合
・表面的なことしか向きあっていないので
同じ内容の話を、同じ深度で
話すことを繰り返し、進展がない。
・自分と向き合うことに
重要性を見出していないため
出されたワークをしれっとやらなかったり
●●の部分に向きあって下さいといってもやらず
自分の都合のいいことしか向き合わない
自分と向き合う動機が自分軸、主体的である方と
そうでない方とでは
最初こそ、出だしは一緒ですが
途中からこんなふうに変わっていくんです。
あなたの場合はどうですか。
自分と向き合うって
エネルギーをたくさん使うし
辛いことを思いだすこともあるので
やりたくなくなる時もありますよね。
わたしもそうでした。
わたしはストイックに
どんなことでも向き合え!とか
逃げるな!とか
そんな厳しいことを伝えたいのではないのです。
むしろ、それをやったら
これまでの辛い生き様を強化するだけだと
もちろん、わかっています。
本当に辛い、苦しいなら
逃げること、
自分を緩めることも覚えて欲しい。
本当に辛い時には向き合わなくても、
逃げてもいい。
人間だもの、そういう時期だってある。
でも、本当に自分を変えたい。
努力してでも、手に入れたい未来や
大切な人との理想の関係があるのなら
早めに戻ってきて欲しいし
きちっと軌道修正する厳しさや
問題から逃げない強さは持ち合わせる必要はあります。
なぜなら、特に恋愛やパートナーシップで
感情を相手にぶつけてしまったり
コントロール欲求が止まらない傾向のある方は
肝心なところで自分の問題は棚上げし
自分と向き合わない甘えが強いからです。
その甘えが
自分を1番苦しめ
周りの人をも、巻き込んでいる。
そのため
自分に甘くしする、優しくすることと
厳しくすることの
バランスをとることを
新しく学んで欲しいと伝えたいのです。
その時に、やはり
自分を変えたい。
自分と向き合う時の動機が
大きく左右するのです。
最終的には
自分のペースで前へ進むことが
1番大切になりますが
自分に無理をさせないことと
甘やかしてダメにする、
逃げを助長することはまったく違います。
成長したいなら、
逃げてもいいけど、軌道修正。
本当に幸せな恋愛やパートナーシップを叶えたいなら
いつまで問題から逃げるつもりかしっかり考えること。
これが、自分と向き合い
自分を変えていく秘訣です。
これからもあなたを応援しています。^^
一緒に頑張りましょう。
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