心理コンサルタントの横山ゆかです。

(内観のプロはどんな人?はこちらから)

 

 

 

本日もブログにお越しいただき

ありがとうございます^^

 

 

 

 

 

これを読んでいるあなたは

いつも人と親しくなれなくて、孤独だ。
人と深い関係を作れないわたしは、ヘンなの?



こんなふうに
自分をどこかおかしい人と捉えてしまったり

人と深い関係を持てれば孤独じゃなくなるのに。

こんな風に考えたことはありませんか?

孤独は人類永遠のテーマですよね。

わたしはこどもの頃からずっと
この孤独と一緒に生きてきた気がするけれど

どこか、友達は多い方がいいとか
友達はいた方がいい。
逆にいない人はどこか問題ある人。



こんな、見えない世間の価値観にも影響され
人と深い関係を作れない自分に

コンプレックスを抱えてきました。


このため、絶対に友達は作らないといけない!

学生時代は脅迫的に人とのつながりを求め
でも愛着障害のせいで仲良くなれない。
こんなジレンマですごく苦しかったです。ショボーン


人と深い関係を作れれば
孤独が和らぐとは思いますが

それで全てが解決されるかといったら
そうじゃないと思ってるんです。



極端な話、人と深い関係を作れなくても
孤独は解消できます。


月並みの言葉かも知れないけど
すべて自分次第だし
こころの幸福度と人間関係は
必ずしも一致してなくて


大切なことは、日常のさまざまな場面で

喜びや楽しみを見つけられたり

誰かや何かに感謝できること。



だと思ってるんです。


私達のこころが幸せだと感じ、満たされるって
=安心感を感じられたり
穏やかさや豊かさを感じられること

だとわたしは思っているんですが



喜び、楽しみ、充実感は
人間関係だけで

構成されているわけではありません。

 



だからこそ




毎日の生活の中で
どんな小さなことでもいいから
小さな喜びを見つけてほっこりしたり
人のやさしさに自然に感謝できる。



こんなこころの感度や
それを見つけられる視点をもち
自分で自分を満たしていく努力ができれば
深い人間関係なんかなくたって、十分満たされるし
幸せを感じることはできるんです。


だから、やっぱり自分次第なんですね。

 

 

 

 

 

ここ最近、コロコロと
こころが動かされています。(笑)


例えば、先日
一目ぼれしたワンピースを買った時。

 

店員さんの接客がめちゃくちゃ丁寧で、
親切すぎて泣けたことがありました。

 

何かの拍子で、
家にアイロンがないんですと言ったら

 

わざわざ在庫を数着持ってきてくれて
しわがないのを選んで下さい.

と渡してくれた。
私はお願いしてないのに。


そんな細やかな気配りや
気にかけてくれたことが嬉しかったし

終始爽やかな笑顔で、
気持ちのいい「ありがとうございました!」で見送られ。

なんだかもう、、

優しくしてもらえて、ありがたいなぁ。

と感謝の気持ちが沸きました。


その店員さんとは、別にプライベートな関係じゃないけど

その日帰宅してから心がほっこり。
気分よく過ごすことができて
それだけで十分だと思ったし
幸せってこんなことでいいのかも。とも感じたんです。愛



さらに別のことだと


少し前から応援しているyoutuberさんがいます。


その方、5年以上引きこもっていて、
自室がごみ屋敷化していた方でした。

 

でも、ありのままの自分をカメラの前にさらけ出し
自分の想いを言葉にのせた
ドキュメンタリー動画は、再生回数が爆発的に増え
視聴者から応援や労わるコメントがたくさん寄せられていて。



そのままの自分でいるだけで
応援してくれる人はいるんだとわかったとき
とても安堵したんです。
世の中捨てたもんじゃないなと。


画面越しで、直接的な関わりはなくても
応援や労わり、相手を気に掛ける
といった優しさで
関係性の深さとは関係なく、繋がることができる。



これだけでも、十分心は豊かになれるし
幸せを感じることはできると気づけました。

 

 

 


 

愛着障害のせいで
人に安心感を感じられず、信頼できなかった頃は
こまで心豊かに感動したり
感謝の気持ちをもつことはできなかったと思います。


お店で買い物したとしても
お金を払って買い物してるんだから
そのくらいの接客は当たり前。
みたいな上から目線になってたと思うし


youtuberさんの話も
この人が特別だから注目を集められてるんだ。とか
同情引いてる、むかつく。(ひどい言い方)
と卑屈になっていたかも知れないです。


表現するのは難しいんだけど

 

 

「人に自分をわかってもらうこと」

 

 

を1番強く求めていたので

それ以外のことが心のアンテナに

引っ掛からなかったからかも知れません。

 

 

でも、全然当たり前でもないし
卑屈になるようなことでもなかった。



愛着障害の症状のせいで


「ただの自分」にはなんの価値もないと思いこみ
何か特別なことをしたり
人や社会の役に立たないと居場所がない。
受け入れもらえない。


という想いが強かったため
それが投影されて
「ただの自分」では人は受け入れてくれない
と思っていただけだし


人を信頼できず、

人には裏があったり

何の条件もなく親切にする人なんていない。

人は他者には無関心。


 

と決めつけ
思いこみの反対側を見ようとしなかったのは

親をはじめ、そういう人としか関わってこなかったから

それ以外の世界があるとわからなかっただけでした。


接客してくれたお姉さんも
社会のサービスの一部ではあるけれど



どんな仕事も、突き詰めれば
誰かの困りごとや悩みを解消したり
誰かを喜ばせ、
幸せな気持ちにさせるところに通じている。

 



と考えれば、例え「仕事」でも
毎日を少しでも豊かにすることに貢献してくれています。
それってやっぱり感謝ポイントだし
見えない何かに守ってもらえているということ。



youtuberの話も
見知らぬ誰かではあるけれど


一生懸命頑張っている人がいたり
素直に自分の弱さをさらけだす人には
(押しつけや同情を引こうとする素振りがなければ)


人は優しいし、応援してあげたいと思うもので
世の中の人、全員が悪人ではない。
だから安心していいとも思ったんですね。


長くなっちゃいましたが

愛着障害を根底に抱えていると

人と親密になる。
人と深い関係を作る。

がとても難しいです。

 

 

人と親しくなりたいけれど

嫌われたり、見捨てられたりするのが怖くて

壁をつくりがちだし

 

 

親密さへの恐れがあるため

人を信じたり、信頼することがそもそも難しく

この部分を改善するには時間かかります。


 

だからこそ、
直接関わりがある人だけに
孤独を解消することを求めると
気持ちが辛くなってしまいます。




もう少し世界を広い目でみて
社会のサービスの中に喜びや幸せを見出したり
ネットの世界に安心感を見つけて

小さな居場所を自分の中に作っておけば

きっと、孤独じゃなくなります。

 

 

 

 

孤独とお友達になれるよう

一緒に頑張っていきましょう。

 

 

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

 

 

 

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