Healing Salon Bloom主宰
セラピストの和田理恵子です
伊勢神宮の旅の途中、気になる植物がありました
二見興玉神社で見つけた、こちら
最近、徐福のことを解説したyoutubeを観ていたので
思わず、目に留まってしまいました
徐福は、紀元前3世紀頃、秦の始皇帝の命を受けて
不老長寿の薬を探すために、何百人もの人を引き連れて
秦から日本に渡った人物
日本でいう陰陽師のような、瞑想や占いなどを操った人物です
徐福が日本に渡ってきたという足跡は、あちこちに残っていて
和歌山には、徐福という名前のついた地名もありますし
徐福を祀った神社も存在します
静岡には、徐福の像などもあるそう
人の生死というのは、神様の領域だと思っているのだけど
不老不死・不老長寿を望むというのは
権力を得た人間が求める欲求なのでしょうか
アロマセラピーを学んでいくと、「錬金術」という言葉に出会うことがあると思います
錬金術とは、化学や医学の基礎となった学問で
卑金属を変成させて金を作りだす方法を探すもの
かつてのヨーロッパでは、不老不死の薬師「エリクシル」を探求したそうです
中世のヨーロッパでは、蒸留器などを使って、元の物質を変成させて
金や不老不死の霊薬「エリクシル」を手に入れようと試みたという記述もあります
マニアックな話になってしまうので、この辺にしますが（笑）
こういう世界も、知っていくと面白いかもしれません
さて、不老長寿の妙薬とされていた、天台烏薬
どんな植物だったかというと、こちらでした
葉っぱが丸っこくて可愛かったです♡
調べてみたら
「天台」は中国浙江省にある「天台山」
「烏薬」は実がカラスのように黒くなる
ところから、来ているそう
独特の芳香を放つ根が胃薬となるようです
クスノキ科 クロモジ属ということで
yuica精油の中でも有名な、クロモジと同じ！
精油のクロモジとは、効能などは違いそうですが
黄色い花をつけたり、黒い実をつけるところは似てますね
クロモジの黄色い花は、とっても可愛いのです
クロモジの黒い実（写真はお借りしました）
歴史や植物、知っている知識が繋がっていくと、面白いですね！
今日はちょっとマニアックなアロマ話でした
では、また！
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