Healing Salon Bloom主宰
セラピストの和田理恵子です
お天気に恵まれた週末
yuicaスペシャリスト研修に参加してきました!
今日はそのレポートをお届けしますね
普段使っている精油がどう作られているのか
想いを馳せるきっかけになったら嬉しいです
yuicaの蒸留所は、岐阜県高山市にあります
私が住む横浜からは、名古屋まで行き、
その後、JR特急ひだ号に乗りました
行きの新幹線が事故で1時間近く停止するという
ハプニングもありましたが。。。
ひだ号からは、両側に素敵な景色が広がっていました
自宅を6時前の始発で出発して
お昼前に無事到着
ホテルに荷物を預けて、短い時間でしたが
有名な陣屋朝市へ
地元のお野菜や味噌、お餅などが買えますよ
(お餅が美味しかった♡)
今回の研修、参加者は5人でした
yuicaのスタッフの方が、駅から蒸留所まで
車で連れて行ってくれました
広い敷地内に、セミナーハウスの他、
蒸留所、粉砕をする建物、
オークヴィレッジの家具のお店などが並んでいます
元々は、木材でお椀や家具を作っていて
そこからyuica精油を作るようになったんですよ
ご挨拶の後、皆んなで植物採取のため、山へ
蒸留に欠かせない、お水
こんなに綺麗な湧水がすぐそばに流れています
皆んなで登りながら、精油の材料になっている植物を探します
美しい針葉樹が続きます
黒文字のお花が咲き出した季節
黄色い花がとっても可愛い♡
かなり急な斜面を登って、尾根まで行きました
写真から伝わるかな?
ミズメザクラの枝
ニオイコブシの葉は、噛むと甘いのです
昔は、おやつ代わりに噛んでたとか
小さな木が尾根の近くに生えていたので
皆でいただきました
そんな体験も、ここに来ないと出来ない
本当に貴重なこと
甘くて美味しかったです♡
私達も、少しだけだけど、黒文字の枝葉を切って持ち帰りました
植物を守るため、幹は切らないのです
蒸留所に戻ってからは、植物を細かく粉砕して
蒸留器で精油を抽出する所を見せていただきました
(ここは部外秘なので、ワークショップなどでお伝えしますね)
植物の種類にもよるけど
例えば10kgくらいの粉砕材料があっても
精油が10ml取れるか、くらい
それだけ貴重なんですよね
モミなどはたくさん精油が取れます
そんな工程を経て、遮光瓶に入れて梱包をして
届けられている精油たち
蒸留している現場を見せていただくのも初めてでした
そもそも、森の中にある原料を取ること自体が
とても労力がかかり、大変なこと
今回、現場を見せていただいて、何というか
感動もしましたし、ますます精油への愛情が強まりました
創設者の稲本先生たちが築いてくれた、yuicaという精油メーカー
日本のアロマセラピーを守るためにも、ずっと続いてほしいし
微力ながら、私も出来ることをしていきたいと思います
さて、見学後は、蒸留した後の粉砕材料で足湯です
稲本先生と一緒に、お話を聴きました
フカフカな粉砕物の中で足を温めると
山登りの疲れが取れます♡
稲本先生のお話は、元々原子力を研究されていたので
電子や分子のお話だったり、森林の生態系の話はもちろん
理系の内容も入っていて、難しいけど、深い話がたくさんでした
何故、虫が植物を見分けることができるのか
何故、スギやヒノキが日本に多いのか
植物がコミュニケーション出来ることも分かってきているそうです
研修のメインの内容を体験させていただいて、
初日は無事終了
駅まで戻って、素敵なホテルの部屋とラウンジで癒されて
翌日の研修に備えます
長くなったので、2日目のレポートは別記事にて
最後まで読んでくださり、ありがとうございました♡