人の前では元気良く
一人になるとがっくり落ち込む
自分のココロが弱いせいだと思ってた。
カラダがいたい
息ができない
頭が割れそう
心臓が止まってしまいそう
耳が聞こえない
病院にも行った。
いつも、いつも。
「異常ありませんね。」
『どうして？どうして？
わたしだけが、おかしいの？』
くるしくて、つらくて。
でも、誰にも理解してもらえない。
だって、彼らは経験した事がないんだものね。
そう気づいて
やがて、
誰にも頼らないようになった。
自分で勉強した。
たくさん、たくさん。
この苦しみが
20歳までになくならないのなら
この世から消えようとおもった。
いよいよ
この世とお別れしとおもったあの日。
ふと、最後に
空を見上げたら
月が綺麗だった。
そういえば
空なんて見上げたことなかった。
夜の闇に一人
光り輝く月をみたら
「もう少しだけ、一緒に頑張ろうか」
思わず、自分に話しかけた。
いまのわたしにはわかる。
苦しみの、乗り越え方が。
そして、その近道が。
躁鬱病が
ココロの病なんてのは
ウソだ。
