夏が暑すぎるので、最近注目度が高くなっている東レのセオアルファを使った浴衣を仕立てました。

浴衣といっても衿をつけて着ているので着物風にしています。

 

 

 

セオαという素材は昔からありました。もともとはスポーツ用などに開発されたようですが、私が初めて着物を着だした20年前にはすでに浴衣があったという事です。

その時は着物メーカーの撫松庵などから、大胆な柄の少しアンティーク調のものなどが目につきました。

ところが、ここ数年で出てきたものは、色柄の幅が広がって、かなり落ち着いた雰囲気のものから、大胆なものまで、幅広く出ています。

そして、暑さが早く着て長引くことで、季節も長く着やすくなってきました。

 

小室庵は、京都の着物デザインや染めなどを一貫して作っている着物メーカーさんで、京都には常設の店舗も持っていますが、時々東京などでポップアップショップも出しています。

なかなか独創的なステキなデザインで、着物ショーなどもされています。

そこが今年初めてセオαの浴衣を手がけました。

染めはインクジェットですが、パソコンで制作したものではなく、職人さんが絹の着物を染めたものをそのまま写したものなのです。

 

今日は気温33度予想なので、帯は半幅帯です。

誉田屋源兵衛の芭蕉の半幅、結び方はサムライ結びの変形とおもいます、テキトー結び

長襦袢は麻にしました。

お店で反物を合わせて貰ったら、とても似合う!と思って、本当はこれは全く候補にしてなかったのですが、お誂えしてもらいました。

来年はお値段上がるそうですが、お誂えしても既製品と5千円くらいの差額なので、とても助かります。

既製品はサイズ的にどうにもならない私です。

そして、

ひとつ、私の中でのお仕立て内容の難点がありました。

いつも浴衣仕立ての時には言っていることを伝えてなかってので、後ろ側の柄付けが、、、

これって、既製品浴衣にもあるあるなのですが、柄の配置は平行でない方が良いのですが、なんと、お尻のあたりに白と黒の大きな円が並んでいる配置に出来上がってきていました。

うーん、これは盲点だった。

総柄なのもあり、そこをきっちり伝えてなかったのです。

前の方はこのような感じでとお話をしたのですが、これは和裁士(反物の裁断をする人)によってこだわりがかなり異なります。

今回は初めての呉服屋さんだったのですが、そこは、いつもお願いしている藤工房さんなどは柄付けは抜群に上手だなと思うのです。

うーん、次回頼むときにはそこを忘れないように伝えようと反省。

ま!変えようがないんだから、気にしてもしょうが無いことですが、特に大柄の着物や浴衣の仕立ての際には注意ポイントだなと個人的には思っています。

恥ずかしいですが、後ろ姿出します

↓↓

左右どちらかが10-15センチずれていればそれだけで大分違うと思いませんか^^;

 

 

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