日本アカデミー賞にさらにアメリカのアカデミー賞視覚効果賞も取ったので、ゴジラ-1.0を観てきました。
実は初ゴジラ映画でした。
そもそも、ゴジラと放射能が関係していることすら知らず。。。
そして、思っていた怪獣映画とは全く異なるものでした。
思いがけず、とっても良かった、ヒューマンストーリーでした。
東京大空襲の後の東京を見て、本当にこんな中からよく人々は立ち直っていったなと感心して、そして、同時に、現在の震災後の町や戦争中の街の様子も重なっていきました。
父は東京大空襲を経験して、その事を私も聞いていました。
空襲の翌日に死体の山の中を歩いていったことを話していました。
昭和4年生まれなので、ギリギリ赤紙がこなかった世代です。
父のお兄さんは、海軍でしたし、名前は忘れましたが、部隊のほとんどが亡くなり生き残った2人のうちの1人で、なので、その時に一度は死んだ身だと言われていました。
戦争から戻って来た兵士の方は、きっとみんなそんな気持ちで戦後を生きてきたのだろうなと思うのです。
第二の人生、自分の周りのたくさんの人が亡くなる姿を見て、生きることへの罪悪感や、反対にその人達の思いを背負って、背負い続けて重さに耐えられなくなる人もいるだろうし、いや、どんなことがあっても生き抜いてやるんだと奮起する人もいるでしょう。
私の場合は、今生では戦争を体験していませんが、過去世では体験しています。
あるときまでは、その時に、亡くなった幼い弟妹の分まで生きなければという、そういう無意識の思いが強かったです。
今はもう、そのカルマから離れて、自分を生きることに徹しています。
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