結納品の品々は、それぞれどういったものなのか、どのようないわれがあるのかを説明いたしましょう。

・水引
結納品をはじめ、ご進物には必ず熨斗を付け、水引をかけることになっています。

紅白または金銀の細紐のことを水引と言います。

・水引細工
結び方は松竹梅などの飾り結び、淡路結びなどで美しく結び、二度とほどけないように結納品を飾ります。

なお、一般のご進物は花結び、蝶結びにします。

・目録
目録とは、言ってみれば手紙であり、証明書類であり、プレゼントのカタログの役目をするものですから、見出しとしてはじめに置きます。

関東一円、東北までは決められたものが印刷して作ってあります。

これに結納の取り交わしの日付と取り交わす本人の名前を互いに書きますが、これは昔ながらの家族制度に基づく形のままのところもあって、父親同士とか家と家の取り交わしの地方もあります。

 

 

 

大橋直久~カウンセラー