新婦が到着してから式までの間、化粧を直したり、衣装の乱れを直したりするために、控えの間に鏡台を用意しておきます。

新婦の家族・親類たちに対して、別室で新郎側の人が桜湯でもてなします。

時刻になると、まず新婦が媒酌人夫人に付き添われ入場し、床の間に向かって右側、部屋の中央に向かって座り、媒酌人夫人がその横に座ります。

続いて新郎が媒酌人に導かれて入室し、床の間に向かって左側、新婦と向かい合わせに座り、その横に媒酌人が着席します。

家族・親類は、新婦側は右に、新郎側は左に、上座から両親・家族・親類の順に着席します。

雌蝶の酌人(女の子。本酌と呼ばれ直接酌をする役)と雄蝶の酌人(男の子。加え酌と呼ばれ、雌蝶の銚子に御神酒をつぐ役)が席に着いて、三々九度の杯を始めます。

 

大橋直久~カウンセラー