突然だけど、あなたは東海道五十三次の宿場名を覚えてる?
上の画像には東海道の宿場名書かれてないけど、五十三ヵ所すべて言えるかな?
もし言えたらあなたは凄い! パチパチパチ~
俺? 笑 学生の頃は覚えられなかったけど、30代の時に一度覚えたことあるよ。
何度も紙に書いたり部屋に貼ったりして覚えた訳じゃない。実はコツがあるんだ。
俺はこの方法も使い、36歳の時に『針灸マッサージ師』国家試験に一発合格したんだ。
東京カルチャーセンターの通信講座でウルトラ記憶術という講座があったんだ。
上のテキストの他に数本のカセットテープもあったけど、何度も聴いている内に傷んで使えなくなってしまい処分した。イメージトレーニングのカセットテープだ。
このテキストは、弁護士の渡辺剛彰氏が監修している。この記憶術の開発者だと思う。
これらのテキスト、もう何十年も開いていないので、どんなことを書いてあるのか覚えてない。笑 記憶術も使っていないと年数とともに忘れてしまう。
ウルトラ記憶術の内容を紹介したいんだけど、気になるのは著作権問題だ。
どの程度なら書いても大丈夫なのか分からないけど、さらっと紹介するので、今後国家試験や資格試験を受験する予定があるなら、書籍・テキスト・通信講座などネット検索して手に入れてね。
ウルトラ記憶術には、基礎結合法 連想結合法 鈴なり式記憶法 数字変換法 変換記憶法 文章まる暗記法がある。
今日は東海道五十三次の宿場名を覚える方法を紹介したいので、連想結合法を使って紹介するね。
まずは東海道五十三次宿場名を列記してみるよ。
【東海道五十三次宿場名】
(起点)日本橋 ①品川 ②川崎 ③神奈川 ④保土ヶ谷 ⑤戸塚 ⑥藤沢 ⑦平塚 ⑧大磯 ⑨小田原 ⑩箱根 ⑪三島 ⑫沼津 ⑬原宿 ⑭吉原 ⑮蒲原(かんばら) ⑯由比(ゆい) ⑰興津(おきつ) ⑱江尻 ⑲府中 ⑳鞠子(まりこ) ㉑岡部 ㉒藤枝 ㉓島田 ㉞金谷 ㉕日坂(にっさか) ㉖掛川 ㉗袋井 ㉘見付 ㉙浜松 ㉚舞阪 ㉛新居(あらい) ㉜白須賀 ㉝二川(ふたがわ) ㉞吉田 ㉟御油(ごゆ) ㊱赤坂 ㊲藤川 ㊳岡崎 ㊴池鯉鮒(ちりゅう) ㊵鳴海 ㊶宮 ㊷桑名 ㊸四日市 ㊹石薬師 ㊺庄野 ㊻亀山 ㊼関 ㊽坂下 ㊾土山 ㊿水口 51石部 52草津 53大津 三条大橋(終点)
【連想結合法】
覚えるためには、あなたの頭の中に覚える名前の画像をイメージして画像と画像をつなげていく。これが連想結合法。
まず「日本橋」と聞いてあなたはどんな画像をイメージできるかな?
例えば、江戸時代の木製の橋だとしよう。では次に「品川」聞いてどんな画像をイメージできる? 品の形に積まれた箱が川を流れていく?
では、連想結合法でやってみよう。あなたの頭の中で画像と画像をくっ付けるイメージをしてね。衝撃的なシーンは記憶に残りやすいので、あり得ないようなイメージをしよう。下に例を書いてみるよ。
①日本橋(木製の橋)に品川(品形の箱)がぶつかり橋を壊した
この画像をイメージしてみよう。一瞬の動画をイメージしてもいい。
次は「川崎」なので、あなたの知り合いの川崎さんでもいいのでイメージしよう。
②品川(品形の箱)に川崎(川崎さん)が頭突きした
次は「神奈川」でイメージできるもの。例えばサーフボードはどうかな?
③川崎(川崎さん)を神奈川(サーフボード)で叩き付ける
どう? 画像をイメージできた? これが連想結合法だ。
覚えたい名前を画像化して、次に覚える名前の画像と衝撃的にくっ付けて画像化する。
今の例を日本橋からイメージをたどってみて。日本橋、品川、川崎、神奈川、ここまで画像がつながったでしょ?
後はあなた自身でやってみてね。必ず全部覚えられるから。
東海道五十三次のように、続いているルート、例えば地下鉄の駅名とか、この方法で覚えることができる。
ただし、一度使ったイメージは他の所に使わないこと。同じイメージを何度も使いまわすと、始めに覚えたものとダブってしまい記憶から消えてしまうんだ。
あなたの人生経験から、イメージできる画像はたくさんあると思う。
トレーニングとしては、物の名前ではなく、地名を画像化したり、抽象的なものを具体的な画像にイメージすること。いろんなものをイメージしてみてね。
記憶術で先に名前や出来事などを覚え、中身の重要なことは後からでも付け足せる。
正しい記憶の仕方じゃないと抵抗する人もいるけど、覚えないと先へは進めない。
新しいことに抵抗せず、覚える必要があるものを覚えること、これを優先しようね。
毎日自己満足を増やして、あなたも幸せを実感してね。