こんにちは、ヒーラー女医の有由華(アユカ)です
医師として働くかたわら、副業でレイキやクラニオセイクラルを使ったヒーリングを行っています。
このヒーリングのサービス中は、医療とは関係ない行為ですので、薬を処方したり、診断はできません。
病気についての無料相談もしていません。
(病気について心配なことがあるなら、まずご自宅近くの病院を受診して下さい。)
目に見えない世界について、語る時もあります。
西洋医学が好きで、他のヒーリングは認めない方は、拒否反応が出ますから、私の記事は読まないで下さい。
あらかじめご了承下さい。
子供の脳性麻痺がわかった時
親が医者の場合、子供が病気だと、すぐわかるのではないかと思われそうですが、
私は子供が3歳過ぎるまで、全然異常がわかりませんでした
(長男の診断がつくまでの、全体の経緯は、以前にもブログに書きました)
産んだ直後も、自治体の健診でも、発達の異常はありませんでしたし、歩き始めたのも1歳過ぎで遅くはなかったです
生まれる時も、トラブルはなかったです。
2歳頃、小児科で「少し内股が気になるんです」と相談した時も、
「まだ歩き始めの子供だから、様子をみて下さい」
で終わりでした。
子供専門の病院の神経内科の先生に、子供が歩き始めた頃の動画を見せて、
「ちょっと動揺してるかな」
と言われた時は、正常バイアスが働いて
「うちの子ちゃんと歩いてるのに」
と思ってました
※動揺性歩行:腰や太ももの筋肉が弱いと、体が左右に揺れながら歩きます。
あひる歩行とも言われます。
※正常バイアス:災害や事故などの異常事態が起きた時に、自分に都合の悪い情報を過小評価する心の動き。
例えば「まだ大丈夫」と思って、逃げ遅れるなど。
急に歩き方が変になった長男をみて、
「腫瘍とか生命に関わる病気だったらどうしよう」
と思っていたので、
脳性麻痺と言われた時は
「命に関わる病気じゃなくて良かった」
と最初に思いました。
私は自分の専門分野ではなかったとはいえ、大学時代は全分野の勉強をしていて、脳性麻痺の知識もありました。
それでも「出産前後のトラブルで起きることがある」、「おすわりなどの発達の遅れで見つかる」といったイメージが強かったです。
神経内科の先生に
「この年齢まで症状が出てこないこともあるんですか?」
と尋ねると、
「成長してきて、筋肉や骨が大きくなって、初めてわかるケースもある」
と説明されました。
病院から帰る途中
「医者なのに、自分の子供の異常に気づけなかった」
「もっと早く大きい病院に連れて行けば良かったのかな」
と、ずっとグルグル考えてました。
数年後、次男が歩くようになった時、長男の動画と見比べて、初めて神経内科の先生が「動揺している」と言った意味がわかりました。
たしかに長男は、歩く時に体が小さく震えてました。
でも初めての子供だったので、歩き始めプルプルしていても、ただただ かわいかったんです
正常だったら、もっとしっかり歩いていたなんて、思ってもいなかったです
夫ともその動画を見ながら
「今なら、たしかに歩き方が変ってわかるけど、他の子供がいないとわからなかったね」
と話し、少し救われた気がしました。
自分が医師で、自分の子供のことでも、それでもわからない時はあります。